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歯医者の不養生

いいぞ、いい天気だ。ラポール歯科クリニック、栗田です。

お恥ずかしい話ですが、僕自身、虫歯になりました。以前より親知らずが虫歯気味

なのは解っていましたが、なかなか時間もなく。  まさに医者の不養生とはこのこと

抜歯しました。

僕は大学病院勤務の時、全ての治療は終えていましたので、追加の治療は久しぶり

お掃除は定期的にはやっていましたが、いざ治療となると、、、、、、

いやー嫌なものです、歯科治療。

ガタガタ、ベキベキ、麻酔のあの感覚、改めて好んで来る場所ではないなと。

痛みに関してはかなりの配慮をし、治療しているつもり。患者になってみて、

より一層すべての行為に配慮し、治療にあたるぞ!と思いました。

お口の中は小さく、非常に柔らかい組織が多くあります。

グイーと引っ張れば治療以外の所が痛いですよね。より配慮してお口の中を

タッチしていていること、患者さんもお感じになるはず。

チタンアレルギー

難しい抜歯をしました、腫れが最小限ならいいな、ラポール歯科クリニック、栗田です。

様々なアレルギー全盛の時代です。小さなお子さんでも何らかのアレルギーあるはず。

僕自身、三十を超えて喘息発症、花粉症発症、なんなの!今更!と怒り心頭です。

最近、インプラントに使われる材料(チタン)にアレルギーを示す患者さんが増えている

ようです。

元々、チタンは生体親和性に極めて優れ、アレルギーなど心配不要と考えていました。

患者さんは、歯科金属にアレルギーの疑いを感じ、大学病院の専門外来でアレルギー

テストをし、チタンにも反応ありとの事。

検査結果を僕自身みましたが、唖然としました。

希望は、インプラントによる補綴希望。さー困ったぞ。   可能性を探る、探る、探る、

ジルコニアインプラントに行きつく。信頼できるメーカー一社のみ。スイス。

日本の薬事、まだ未承認。アメリカ、ヨーロッパOK.

患者さんに全てお話しした。

チタンを使ったインプラントなら、それなりの数をこなしてきた自信がある。ただし、

今回のケースは、今後も同じ状態の患者さんにお会いするかわからないぐらいの

ケース。初めてのケース、使用するのも初めてと、正直に告げた。

それでも患者さんは前向きにやりたいとの事。

その想いに報いるためにも、最大限の予習をしたいと思う。忙しくなりそうだ。

こんな雨なのに、、、、

ひと雨ごとに暖かくなります、ラポール歯科クリニック、栗田です。

こんなお天気なのに、患者さんが予約通り来て頂いてます。本当に当院の

患者さんは、みな真面目で健康意識が高い方ばかりです。

地域性も多いにあるのかもしれませんが、その様な健康意識が高い方ばかりで、

僕自身もよりいっそう、治療に熱が入るものです。

何度も歯磨き指導をしても、何を食べたかわかってしまう方や、

食事の食べカスを掃除するのが仕事だろ!と言わんばかりの方もおります。

その方々には、毎回、指導の至らなさを痛感すると共に、さみしい気持ちになります。

全ての治療の中で一番難しい治療は、歯磨き指導だと僕は思っています。

歯磨きの必要性をお伝えする事、患者さんのライフスタイル、年齢、仕事、立場、などなど、

様々な要素を感じ取り、その方にすんなり取り入れてもらい、遂行してもらう事の難しさ!

こんなスキルを要求される治療はありません。

歯磨き指導には、指導する側の人間性がありありと浮き彫りになります。

指導する側は感受性豊かで、相当な洞察力も必要です。マニュアル通りではダメ。

歯磨き指導は一通りの指導ではなく、患者さんの数だけ指導法があるのです。

歯磨き指導を聞いていたら、医院レベルも分かると思っています。

病だけ診ているのではなく、病と共にその人を診るのが重要ではないかと、、、

骨を作ること。

間違いなく春だ!ラポール歯科クリニック、栗田でございます。

昨日は、スカイツリー近くの診療所で診療でした。新生活や様々なスタートの時期らしく、

患者さんが動き始めた感じがします。

再診の方、新患の方が多く訪れて頂いた、また飛び込みの方、電話も多く鳴っていた。

昨日の診療は、オペがなかったので比較的保険診療が主体であったが、他医院で、

インプラントをし、そのインプラントが折れていた為に高度に骨吸収をしてしまった患者

さんのリカバリー処置をした。

再びインプラントを希望されているが、その状態では埋入する骨がなく、どうしても

増やさなくてはならない。ステージアプローチだ。

インプラントを長年やってきてはいるが、本当に自分のイメージ通りに骨を作ること

は難しい。最近ようやくバイオス(骨補填剤)の認可がおりたので骨を増やす機会

がより多くなるかもしれない。今までは、認可が下りていない製品を使う事には、

僕は非常に抵抗がある方なので、他の人工骨を使用していた。

通法どおり処置をした。あとはメンブレンの露出や、感染がないように見守るだけだ。

世界では普通に使われているバイオスの威力炸裂してほしい。

骨ができたらまた時期をみて、インプラントのオペとなります。

国試合格祝い

本日二本目、書きたい衝動バリバリ、ラポール歯科クリニック、栗田です。

昨日歯科衛生士の国家試験の発表があり、アルバイトでお手伝いしくれていた

Iちゃんが合格しました。

診療中に電話を受け、”てんてーうかりましたーーーーー”

”そうか、本当によかったね、おめでとう。”

出会って一年あまり、技術的な事は殆ど指導しなかった。なぜなら、この年代の

医療従事者にはまず医療というものの理解、対人とのコミュニケーションスキルを

徹底的に学んで欲しいと思っていたからだ。

二十歳そこそこのお嬢さんは、しばしばどこかの歯科医院での即戦力として、重宝

され、テクニックばかり叩き込まれ、肝心な人間形成がおろそかになっている場合

がほとんどである、歯科医院の現状を考えると個人の医院が殆どである為、その方

の人間教育まで及ばないのであろう。

この繰り返しが、歯科界には慢性的に広がっている。

その方々が流動的に歯科界をさまよっているのである。

治療も対応もしっかりしている医院には、必ず在職期間の長いスタッフがいる。

これも信頼できる歯科医を選ぶ選択基準のひとつでもあると僕は考えている。

緩急を使い分ける(技巧派)

春に近付いています、旅立ち、新しいスタートの時期です、ラポール歯科クリニック

栗田でございます。

野球の剛腕投手が選手生活の晩年、変化球主体の技巧派に変化する事はよくあります。

肉体的な衰え、怪我の防止などで、タイプを変え勝負する。

僕も近年、歯科治療に携わり変化がおこっている気がします。

特にスタッフへの接し方には顕著に表れている。以前なら瞬間湯沸かし器のごとく

激高し、叱りつけたものですが、最近はその方のもっと先をにらみ視野がより広がった

違う事は違うと告げてあげるのが最大の愛情だと思っていた。

最近は、その方がどうしてそうなったか?を詮索し様々な角度からアプローチしている。

ただ若い頃の速球の魅力が残像となり、時々顔を出す。

今後も様々なバッターと対峙する事となるが、以前のような球は投げられない、

変化球多投で、名勝負をしていきたい。

きっとそのプレーにより患者さんが喜んだり、感動して頂けたら幸いです。

ジェネリック

まさに青空、空が青い!ラポール歯科クリニック、栗田です。

早いもので3月もあと10日あまり、春到来間近というところか?

レセコンも新しくなり、医院のシステムも改善していかなければ、まずホームページ

の更新、医薬品をジェネリックへの変更、カードの導入などなど。。。

やることはいくらでもあります。

担当を決めて動いてもらうよう指示を出そう。

今日の花粉は酷い、鼻をとりたい。

一人になる時間

ぱっとしないなお天気!ラポール歯科クリニック、栗田です。

今日も約束通り患者さんが、訪れてくれます。

僕は一人になる時間をとても大切にしています。それは自分の性格をよく分析し、

辿りついた結論です。

一人でいると他者への気遣いは全く必要なくなるし、自分の好き勝手できます。

この仕事はとても繊細な仕事が多く、普通にやってもイライラする場合もあります。

患者さんも色々な性格の方がおりますので、それに合した形で治療を進めないと

いけません。

開業時、テナント開業、自宅兼診療所、様々な形態を模索しましたが、今はテナント

開業で良かったと考えています。実利的にはテナント開業が一番割に合いませんが

診療所からの帰宅が普通のおじさんに変身する時間です。長すぎてもいけませんし、

近すぎてもいけません。

僕は診療終わりで、すぐ自分の子供を抱っこしたり、遊ぶ事はできないのです。

それだけ僕の内部的には仕事中は確変状態で、通常モードに戻るのは時間が

かかると言う事です。

たまに家についても潜伏確変の時があり、その時などは自分で何となく感じるので

一人、部屋に閉じこもります。

今後も、この一人になる時間を大切にし、健やかに過ごしたいものです。