検診の時に歯科医が発する言葉‼️しゃせん‼️C‼️暗号みたいな言葉‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

この時期は夏休み中の学生さんが多く来院します。夏休み前までに学校の歯科検診があったお子さんは、検診結果が記された紙を持参することが多いです。

この辺りのお子さんは虫歯と記される事は少なく、記載があっても、歯垢ぐらいである。素晴らしい、、、

画像使用許可済み。

お子さんから、検診中に学校の校医が言っていた、何たらかんたら、しゃせんってなんの事?と質問され、びっくりした。

しゃせん、記号で言うなら、/である。

しゃせんって虫歯のこと?なのと、、、、不思議顔。

僕らが検診時に発する、健全な歯の状態を示す、暗号の様な言葉なの、、

しゃせんがいっぱいあったと、、、、話していた、、、、

僕らが当たり前に使用している言葉だったので、お子さんからの質問にびっくりしたが、確かに、意味不明だし、不安になるよね、、、

検診により多少の変化はあるが、上記に示す通りの記号である。

皆さんお馴染みの治療が必要となる虫歯関係は、Cがらみの表記となる。

検診を受け、音声だけで虫歯の本数を知る事も可能な訳である。

インプラントオペ時、患者さんがウトウト、、、‼️睡眠‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

先日、他院さんでインプラントの処置をしましたが、処置後、患者さんからウトウトしてすいません!と言われてしまいました。これは患者さんからの褒め言葉と捉えていいのかな?

オペから担当している患者さんであり、まだ一回しかお会いしていない方、インプラント治療をさぞかし不安がっているかと思っていましたが、、、、、、実は僕の妻がインプラント治療を経験しておりまして、、、なるほどなるほど、、、、なら話は聞いているのかな?

それでもインプラントとはなんぞや!から詳しく説明、理解が早い。

頬舌的にも非常に豊かな骨、高さも十分ある。僕にとってはイージーケースであった。こんな恵まれた状況はほとんどないので、制約のある中、より太くて長いインプラントを入れる計画を立てる。

全身的にも非常にがっしりした体格の方、噛む力は強い方と推測する。尚更、長期的な予後をイメージしながらインプラントをセレクトする。

レントゲン撮影機が古く画像が鮮明でなくてすいません。

豊かな骨のケースは少ない、だからこそ、こんな時のオペはいかに患者さんに不快な思いをさせないで正確な処置をする事を目標にしています。インプラントを正確に埋入すことは術前のイメージ段階でほぼ確定している。

処置が終わり、患者さんはウトウトされていたと聞く、流石にお顔にはオイフという布が被っているのでいびきが聞こえない限り判断できない。

いずれにせよ、不安もなく正確に処置できたのでよかった。

今回のケースのように術式的に余裕があるケース以外でも、繊細に患者さんの不安も少なく、安全にインプラントオペを行なっていく。

しかし、左下5番治療計画に入っていませんが、、、大丈夫なのかな?

これから僕が担当するのでしょう?抜糸時、もう一度一口腔単位で治療計画の確認をします。

複数のドクターがいると、、、なかなか大変です。

HbA1cが高いとどうなるのか‼️6.0%以上なら糖尿病予備軍‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます⁉️

ヘモグロビンエーワンシーと読みますこの値が健診で6.5%以上なら糖尿病が強く疑われます。

糖尿病は厄介な病気です、歯周病がなかなか治り難いのも、このタイプの患者さんが多い気がします。感染しやすいお体である為、傷も治りにくい、、、、

血圧が高い!と同じで糖尿病は薬を一回服用したら、治ってしまう病気ではありません。

糖尿病で歯周病をお持ちの患者さんはジワジワと歯を支えている顎の骨を溶かしていきます。

医科の健診で全身の数値を知れば、その方の口腔内もある程度予想ができるわけなんです、全身と口腔内はリンクしてるんです‼️

様々なメディアでお知らせしている通り、全身とお口の中は密接に関係している訳なのです。口腔内が不衛生ならば全身的にも悪影響を及ぼすのです。

院長は診療行為以外にも、様々な役職がつきまとう‼️あきらめない教育‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でござます❗️

今日はスタッフ教育に関して。勤務医とは違い、開業医になると治療以外の仕事が多岐に渡る。

ただ歯科治療だけやっていれば良いと言う訳にはいかないのである。

歯科医の仕事、経営者、教育者、家庭を持てば父親、などなど、、、

世の中色々な人がいるんだなぁ、、、、同じ地球、同じ国、に生まれ、性差で分けたとしても片手で数えるくらいの数の差、同じ義務教育を受け、ある程度平均化されたとしても、、、血液型で分けたとしても4つ。

患者さん然り、現場スタッフに関してもそうだ、、、

患者さんもスタッフも世田谷と下町情緒漂う墨田区、中目黒ではそれぞれ違う。僕はこの3軒の診療所で働いているが、何年経っても違いがある。

何で違うのか?結論に辿り着かない。

歯科治療はチーム医療である。決して僕1人で今までやって来た❗️なんて言えないし僕の周りのチーム栗田に感謝している。ただ今まで書いた事により、散々、苦しんで来た事も事実である。

僕の歯科治療の歴史はスタッフ教育の歴史でもある。それだけスタッフを教育する事はマネージメント的にも大切な事であると僕は認識している。

良い治療をするにはアシスタントの先読み、気遣い、タイミングを感じるスキル、患者さんとのコミニケーションスキル、現場での状況判断、などを習得し、実践してもらうしかないのである。簡単に言うと仕事を通して、人として経験と徳を積まないとならない。

これが各人、難しいのである。本当に難しい、、、、、、、

場所により歯医者と言えども経営スタイルが様々、世田谷では自費が殆ど、患者さんも良好なサービスをいつも受けられている患者さんが多く、また他の場所とは違うスキルが、、、一般的な歯科医院でもスタッフの育った家庭環境に大きな差異がある為、一般的な対応がまだまだの方も、、、、

どうしたら?その方に合わせたバランスで継続した教育しかない。

あきらめない、、

子育てと同じ、、、、愛を持って、、、継続、、、、

人を育てる事が1番難しい案件である。一生をかけての僕の試練、勉強でもある。

ほとんどの院長先生は、言っても無駄と諦める。僕は大学卒業以来、絶対に諦めず教育すると、心に誓った。

時代が変わった今も、僕は熱く、熱く、指導している。

諦めることは、医療への冒涜と考えている。

夏休みを頂きます‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

明日、11日〜17日まで夏季休暇を頂きます。

よろしくお願い致します。

医療の基本‼️相手の立場になり考える事‼️患者さん側にも変化が、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕は1年を通じて花粉症なのです。血液検査をしたら、アレルギーを引き起こす全ての植物、ハウスダスト、ペットなど、オール陽性なんです、、、涙、、、

更に僕の鼻の中にはポリープがある為、ダブルで、、、喘息の治療薬、ステロイドの副作用なんです。鼻茸と言います。

最近読んだコラムにこんな表記があり、僕が常に思っている事と同じでしたので記載します。

医師の多くは恵まれた側の一員です。でも患者さんがそうであるとは限らない。彼らの生活や悩み、抱える問題をイメージできなければ、彼らに伝わる言葉を持てないし、安心して治療を受けてもらうことも難しいかもしれない。コミニケーションの下支えをする人間力は経験で作られるものです。

人間力‼️良い言葉です。好きな言葉です。

要は相手の気持ちになって考える❗️僕が考える医療の基本です。

僕らは根拠に基づいて診断を下します。そこには患者さんの想い、希望、などは入りません。ただそれだけのチャート式での確定診断、治療方針決定は、ロボットでもできますよね?患者さんは人それぞれ、いろいろな方がおります。診断は1つでもその後の治療は、百人いたら百通りある。

経験の少ない先生は比較的、経験則が少ないせいか、バリエーションが少ない。

患者さんの言いなりになる先生もよく見かける。何でも屋じゃないんだよ❗️僕らは、、、医療機関ですし、、、、医科の病院でも最近はこの手の話が多くある。

自己主張が強い方が増えたのか?欧米化?何でも訴訟みたいな、ハラスメント

モンスターペイシェントといい、医療従事者、医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す患者。怪物患者などともいう。

自分が逆の立場なら、こんな治療を受けたい❗️わかりやすい治療説明、個々の患者さんに対しての個々の接し方を今後も心がけたい。

僕ら歯科医は、歯を見ればどこの場所にある歯かすぐ分かるのです‼️歯マニアです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕らは学生時代に患者さんから抜いた歯を薬液保管していて、消毒してから、その抜去歯を模型に埋め込み、実際に削ったりする大学の授業があります。

歯医者なら、必ずやった事があると思います。どこの大学でも、、、

僕に付いている女医に学生時代と同じその模型を作り、形成や根管治療などを指導している。何だかとても懐かしい気分になる。解剖実習と同じで保存している薬品の影響で削り出すと、独特な異臭がするのである。

もちろんプラスチック製の歯の既製品もあるのだが、より本物の歯を削った方が良いに決まってる。

模型の台座は僕が自分の医院で作ってあげていたので、そこに歯を差し込むだけでいい。その時に抜いた歯を見て前から何番目か右左、上下を判断して差し込む。

ひと目見て、どこの歯かわかるのって、やはり専門的である。

これは石膏の棒から歯の形を彫刻した物、大学時代作。人生の思い出に今でも捨てずにいる。

僕らは歯を見て、どこに生えている歯だか解るように教育されている。こんな彫刻する授業があるし、極めて専門的、悪く言えば、潰しの効かない職業である。

18歳で一生涯の職業が決まるって、今考えると凄い事だなと、、、、、歯科大出てサラリーマンやってるとか、聞かないし、、、いるらしいが、、、、

様々な画像を見てもすぐ、歯を凝視してしまうし、差し歯であるかどうか、すぐ分かるし、芸能人が歯の治療したら、すぐわかる。

口腔内のプロとも言えるが、在学期間の6年間って必要だったのかな?

歯ばかり6年間ですよ、、、

とても厄介な病気である歯周病‼️慢性疾患なので、疾患と向き合う覚悟が必要です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は歯周病についてお話致します。成人以上の方、子供に歯周病はありません。結論から話すと、治療がとても難しい慢性疾患となる、何故なら僕ら歯科医師が張り切って治療を進めても、患者さんの病気への理解が乏しかったり、協力がないと治療の効果が明確に出ない病気です。

患者さんの中には、歯周病の治療で歯科医院に通っていたが、治らない、最終的に抜歯になった、効果が実感できないなど、、、様々なお話を聞く、、、、、歯科医の説明不足?患者さんとのコミュニケーション不足?歯周病の病態の理解が乏しい、、、、

定期検診時、必ず行う一般的な処置、スケーリングと言います。

歯周病には様々なタイプがある事を知って下さい。ステージとグレードで分けられている。今は僕らが大学時代に覚えた分類は古いのかな?

こんな感じです。

いずれにせよ、強敵、歯周病。

まず患者さん側として自分の現状をよく理解してもらいたい、歯周病でも比較的軽度?重度なタイプなのか?それによって来院回数、来院間隔が変わってくる。次に処置にはどんな治療が必要となるのか?スケーリングだけでいいのか?麻酔をして歯茎内まで歯石を取るのか?歯周病の手術が必要なのか?その後の再生医療に関しても、、、、

患者さん自身で治療中、治療後もきちんとブラッシングしてもらわないと治療効果は期待できない。ここが最大級に難しい、、、、日頃の習慣、自分自身の癖を治すのと同じ、、歯磨きの癖はなかなか直らない。

歯周病は、僕ら歯科医師はお手伝い程度、治療の大部分を担うのは、患者さん自身です。

グラグラではないか、、、こうやって抜歯になる方が殆ど、抜けた歯を手のひらに乗せ、持参する患者さんも、、

歯周病は全身的に影響を及ぼす恐れがある、生活習慣病です。患者さんにはイマイチ何やっているのか?わかりづらい処置ですが、よく病態を理解をした上で地道な治療についてくる忍耐も必要なんです。治療途中にドロップアウトしてしまう方が多いのもこの疾患の特徴です。良くなっていくのがわかりづらい治療なんです。