2025年 1月 の投稿一覧

歯科医師国家試験‼️合格率は厚労省により抑制されている‼️大学も6年で卒業が難しい❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕らは専門職であるため、歯科大学を卒業しない限り歯科医になる事はできない。もちろん国家試験の受験資格も然り、様々な学部出身でも取得可能という資格ではない、逆にいうと、それだけ潰しが効かない学部であり、特殊な国家資格と言える。

そんな偏った学部ゆえに、歯科医が診療以外の他の仕事をしているなんて聞いた事がない。歯科医の後継でも、歯科大に入れないとなれないし、国試に合格しないと仕事ができない。そんなこんなで、私立歯科大学の学生は、歯科医や医師の息子、娘が数多くいる。全体の7〜8割はそうかな??

現在の国試の結果を見ると、僕らの時代とは差異がある。まず6年間で大学を卒業する事がかなり難しくなっている。ストレートでの卒業は入学時の6割ぐらいだろうか、、、医療系大学あるあるではあるが、文系の大学生に見る進級が緩やかな感じではない。留年なんて比較的身近な話題である。

実際、僕の時代にも医学部志望だったが、歯学部に来たなんて方々はわんさかいましたし、歯科大学に入ったはいいが、やはり医学部が、、、、休学したり仮面浪人をする方も多くいました。

そんな中でも僕自身はバリバリ歯科希望、歯科医の御子息と同じであった。

僕の親族に医療関係者は1人もおりませんでしたが、、、

今年の国試の合格率は64.6%。大学卒業できてもこれしか国試に受からないなら、なり手も今後ますます減るでしょう。この合格率は既卒、新卒を合わしての数字ですから、ストレートで6年で国試に望めばもう少し高い合格率ですが、、、、、

大学側もこの国試合格率を上げたいので、学生時代から将来国試合格が危なさそうな学生は早めに留年させたり、6年の時に卒業させないのでしょうね?怖い怖い。

僕の大学はとてつもない田舎にあるので大学入試自体の人気がない、また資格だけを取りに渋々、という方も多くいた。その割には、学生は勉強するし、国試の合格率もいつも健闘している。

立派だと思っている。

歯科医になるのは今や、容易ではない、歯科医を作りすぎた責任は何処に?

僕は自分の子供には歯科医になってもらいたくない。大変な時代だから、、、

フレアーアップ‼️痛みが再燃する‼️神経の再治療後に起こりうる偶発症‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は歯の内部の神経の治療時、起こり得る偶発症のお話です。

フレアーアップといい神経の再治療開始をきっかけに、眠っていた細菌が活性化し、今まで無症状であった歯が急に痛み出す現象なんです。患者さんからすると痛みのなかった歯が治療始めた途端に突然痛み始めたら、とても心配になりますし、先生に対して、疑いの眼差しに変わる可能性だって、、、、、

歯医者なら一度は必ず体験したことがあるだろう、あまり起こしたくない生体反応ですが、、、、

先日、歯の根の先に大きな膿の袋がレントゲンで確認された患者さんがおり、神経の治療の再治療を提案し治療開始、いつもと変わらず行う。排膿もなかったので、仮の蓋で仮封、念のため投薬をし、終了となった。

次の日、自分の診療所では無い場所での仕事、携帯に自院からの留守番電話が転送されてきた、先生、神経の再治療した所が痛い、腫れてきました!!ガックシ、、、、

早く診てあげたいけど、自院からかなり離れている場所、今日こちらはアポびっしりだし断念。

論文によると、フレアーアップは10%前後の確率で発生すると言われているが、原因は細菌学的刺激、物理、科学的刺激あるいは免疫学的要因が複合して生じると考えられている。

簡単に言うと、神経の治療中であればどんな時でも起こり得る可能性がある。

残念ながらこの方はこのケースに当てはまってしまった。

次の日、朝一から治療、治療した歯のほっぺ側がポッコリ腫れている。少し微熱もあるようだ、患者さんはこんな時期なのでコロナ、インフルではありません!!解っている、この治療した歯の影響です。

治療なので悪気はないが、痛い思いをさせた事に申し訳ないと思った。

歯科治療では何も痛みが生じていない歯を治療しなくてはならない場合もある、治療後、入れた薬の影響などで痛みを感じる場合もある事を今回のケースで伝えたい。僕らは良かれと思い治療している、少ない可能性だが病むこともある。

きちんと可能性は説明しているがどこまで伝わっているかは人それぞれですので、、、、

患者さんとはラポールがしっかり取れていたので今回は難を逃れたが、転院にも繋がりかねない事柄である、再度治療説明や、患者さん用に治療内容を記した紙のお渡し忘れがないよう、スタッフ共々再確認しました。

小児の治療は性差、性格、家庭での親御さんの関わり方など様々な要素が関与します‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は小児の歯科治療に関してです。

かわいいいお子さんですね!小さい頃からフッ素塗布や虫歯チェックにお通いいただいている知り合いのお子さんです。ご両親とも僕の患者さんではありますが、最初は怖がって椅子に座ることすらできませんでした。その時から根気強く様々な技法を使い、ここまできました。

特に両親にはどんなに治療ができなくても、少しの頑張りをたくさん褒めて欲しいと繰り返しお願いしていました。根気強く、、、、

体動があると根本的なドリルでの虫歯除去はさすがに難しく、対処療法の進行抑制のお薬になってしまいます。

そろそろドリルを使った根本的な治療、待ったなし!になり開始!!!全然できるじゃん❗️

もう少し早く虫歯治療してもよかったかな?できたな、、、

治療中、顔をチラッと、、、、多少痛みはあるはず、、、必死に我慢している顔、、、、痛いか?どうか?は処置している僕が1番分かっているのです。

今までの成果か?頑張っている自分を両親に褒めて貰うために必死で我慢している様子が伺える。

いずれにせよ立派だった。素晴らしい!!!

ママには治療する様子をパパに送信するために動画撮影と帰宅後の頑張ったね!の言葉のお願い。

大人と同じ治療ができました。パチパチ、拍手。

子供の成長の速さは僕らの想像を超える速さですね、すごい。

お子さんの歯科治療は大人よりとても疲れます、スタッフ人数も必要ですし、治療のスピードも大人の何倍も手早くしないといけません、ただやりがいは大いにある治療です。

歯科治療だけの接点ですが、お子さんたちの健やかな成長を見守り続けたいなと思っています。

インプラント経験者は、インプラント治療の良さを1番理解している方です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近はかなりの比率でインプラントオペをしております。僕は他院さんでもインプラント処置を担当している為、普通の診療所の3倍の数のインプラント手術を行っています。最近の傾向として欠損補綴の第一選択であったブリッジが少なくなった事を強く感じます。それだけインプラントというものが患者さんに認知され、メジャーなものになったという事でしょうね。

ただインプラントはメーカー、経験と技術がもの凄く大切な治療です。担当の先生と良く相談してから治療に入ってくださいね。

インプラントができない場所はありませんが、比較的向かない部位だってありますから、、、なんでもかんでも、インプラント、、、僕は違うと思っています。大事です。この事!

今やインプラントはCTと解析ソフトさえあればより比較的安全に処置可能です。ただ、経験はお金で買えません。若い先生に指導時するときは、必ず10ケースはインプラントオペについてアシスタントとして主治医の手技を診る事、慣れてきても必ずステントを作りなさい、などなど、、、、、

そう簡単にはマスターできませんぞ!みな1本打つとすぐ調子に乗るから、、、

インプラントは歯を失った後の治療法としてはとてもいい治療だと考えています、僕もインプラントにします。ただ、術者はしっかり選びたいですが、、、、、

1本目のインプラントオペ時は、さぞかし緊張と不安な面持ちでした、歯も入り長年お使い頂くとインプラントはよく噛めるといつも定期検診で話されています。これ以外の選択はないとまでおっしゃっていました。

今回も粘って粘ってご自身の歯を保存していましたが、症状も出て、流石に抜歯。ある程度治癒期間を置いて、どうしますか?と相談、もちろんインプラント!との事。

術後、血液サラサラになるお薬を服用中、しっかりとナートし止血をする。かなりの本数が既に入っている。様々な事情で僕の提案通りには行かない場合もある、その中でベストを尽くす。

今後はまた危い場所の歯の保存に全力を尽くす。インプラントは最後の砦だ、僕の中で、、、、

選択された方には質の高いインプラント補綴をしたい。

正しい位置に、補綴、予後までイメージしたインプラント処置をしていく。なんとなく入れて、くっついた!では困る!

訪問診療をしていた時の思い出‼️何も出来なかった自分に腹が立つ‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯科医でも往診する事ってあるんですよ、老人ホーム、介護施設や病院などに出向きます。現在僕の医院では行っていませんが、大学卒業後すぐに勤務した医院では請け負っていました。

午前の診療室での診療が終わってから準備をし、午後から施設に向かいます。なんだか診療室を離れるだけで僕には新鮮な感覚であった、、、院長先生の真っ赤なオープンカーに乗り出発。当時、大学出たてのペーペーの僕にはこんな仕事もあるのだなぁ?と思っていましたし、同期で訪問診療をしていた同僚はいませんでした。

赤いカマロのオープンカーに乗る僕の師匠。

病院はその殆どが半身麻痺が残る方や日常の生活に障害がある方々ばかりだったと記憶していいる。おむつの使用率が高い病院であったので、通常の病院より独特の匂いを強く感じていた、かれこれ25年近く前の話であるので今はわからないが、、、、

病院に着くなりナースステーションに挨拶と送り合わせをし診療がスタートする。

院長がテキパキと限られた道具を使い治療していく、入れ歯が殆ど、僕はアシスタントドクターとして院長の手を止めないように診療補助を、、、患者さんの殆どがおもむろにベットの横のキャビネットから入れ歯を出す。

みんな普段、入れ歯使ってんのかな????といつも感じていた、、、、、医科の先生に病室で会ってもあんた達何してんの?的な眼差し、、、、、極論、邪魔者❗️

今やよく見る光景だが、当時の訪問診療の状況はこんな状態であった、今やお口の中と全身との繋がりは密接であるとの研究結果が示されていますが、25年前は、、、、たまたま院長の診療室にその病院の婦長さんが受診されていて、入院患者さんの劣悪な入れ歯の状況を聞き、院長がなんとかならないものか?と立ち上がったと聞く。医科の先生達に歯科医が訪れる事を直談判しても皆、快く❗️な感じでは全くなく、やるならどうぞ的な状況だったと聞いていた。

今から思えば僕の師匠は先見の明があった方だと思う、現在の僕の医療観、手技など大いに影響を受けた方ですし、様々な歯科医師向けのセミナー、YouTubeで義歯のレクチャーしているユーチューバーでもある。

今の僕にあの先生のバイタリティーはない。パワフル。

 

慣れてくると診療を任された記憶が、必死にやっていたが突然、患者さんの手が顔面に、、、、、僕のメガネが飛んでった、、、、、、殴られた?殴られた。

あまりにも突然の事で、何が起こったかすぐには理解できなかった。

元々患者さんも僕らを快く思っていない雰囲気もあるし、老人性情緒が満載な場所、、、、

僕にも多少の歯科医としてのプライドもあったが、この件でプライド全崩壊。

冷静になり、考えた、僕がだらだらと入れ歯の調整していたからだし、いつまで経っても痛い所を取らないかならだと、、、、、ヘボすぎ、、、

今から思えば歯科医として、本当に貴重な体験をさせて頂いた期間であったと、、、、懐かしや、、、

現在、訪問歯科診療と記載された車、よく見かける様になりましたね、ついつい、車内を凝視してしまう自分がいます。僕もいつかは診療所を飛び出し、お困りの方々を、、、、いつになるやら、、、

小児の治療から、感じとれる事‼️ご家庭での様子を窺い知る事ができるのです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は小児の歯科治療に関してです.一般的に6歳になる頃には大人と同じ治療が出来るようになります.ただ、その家庭の躾、教育環境に大きく左右されます.

3歳を過ぎたぐらいから治療できるお子さんもいますし、6歳になっても全く治療ができないお子さんもいる.本当に差異がある事、診療していて感じます。

お子さんの性格自体も関与しますが、我慢を知っている子か、いないか?でずいぶん変わるのでは?と僕自身、感じている。

昔は体の動きを抑制するため、体をタオルやネットで巻きつけお子さんの動きを抑制した上で治療する事はありましたが、今の世の中、当院で行う事は無くなりました

痛みが強く緊急性がある場合は、仕方なく抑制しながら行う事も稀にありますが、通常の虫歯では行いません。

お子さんは、何故?今?治療しなくてはならないのか?を完全に理解するのにはまだまだ時間がかかるでしょう、、、

当院では通常の歯科治療が初回で難しいと判断した場合、まず治療台に座る事から、座ったらお口の中に治療器具を入れる練習からスタートします.

練習の段階でこの子の治療はかなり厳しいと判断した場合は、親御さんにお願いして、家庭で歯医者に行く意味について繰り返し、よく話して伝えてもらうようにしています.ご家庭の協力も必要です.最近の親御さんは昔に比べ、子に対して我慢の指導が不足しているように感じてなりません、、、、、甘やかし、怒れない?時代の変化かな?僕らは何でも屋ではありません.歯医者に連れてけばやってくれるだろう?では困りますよ、、、、、

小児の治療時、僕らは親御さんからお子さんへのお声かけ、お子さんの治療後の態度、発言をとてもよく見ています.実は、、、、どのタイプか?どのレベル?のお子さんであるかを、、、、

初回は出来なくてもいいんです.次の来院時ご家庭での教育がどう?施されたかなんです.ここが重要なんです.何もしないでポンと来てやって!はないですよ、、

また家族で来院して頂いた場合、その家庭ごとの口腔内の状態が家族全員一致します.虫歯がなくブラッシングもいい親御さんは、そのお子さんもピカピカが多いですもの、、、、ラポール歯科限定かな?、、、、

僕らは応召の義務がある.こちらから患者さんを選ぶ事は禁じられている.ただ歯科医として、しっかり管理されているピカピカの口腔内を診察できるのは歯医者冥利に尽きるし、嬉しい事である.

つくづくこの地域で開業できてよかったと感じるし、地域医療に少しでも貢献できたら幸いである.

インプラントの被せ物⁉️仮付の接着剤→ネジ止め式に進化しています‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日はインプラントの被せ物に関して。

先日、インプラントの上部補綴物破折の為、新たに型取りを行いました。インプラントは手入れ次第ですが、他の治療法より明らかに長持ちするデータがありますが、その被せ物は消耗品です。

10年以上前のインプラント、以前の当院では他の天然歯と同じく、仮止めの接着剤で接着していました。現在エビデンスの積み重ねにより、全てスクリューリテインと言うネジ止め式になりました。この事から今後インプラントの被せ物に何か不具合があったら、随時、交換をお勧めします。

もちろんそのままでも問題はありませんが、ねじ止めの方が修理が効くので、新たに新しく被せ物を作製するより安価で済む為、患者さん、僕ら双方にメリットが多いです。

この患者さんも過去に複数本のインプラントを入れており、今回のケースでねじ止めへの変更になりました。患者さんはよく噛めている事、若いうちにインプラントを選択してよかったと盛んに話しておられました。これだけこの治療法は患者満足度が高い治療であると言えるでしょう❗️

インプラントはよく噛める!

定期検診で自分が埋め込んだインプラントが元気に機能していると、処置した者としては、とても嬉しくなります。

本日も僕が駆け出しの歯科医だった頃に手がけた、25年経過しているインプラントケースの方が来院頂きました。インプラントメーカー自体は、当時のアメリカ製から、スイス製メーカーに変わりましたが、経過良好でした。

被せ物は流石に一世代前のメタルボンドでした。まだまだ、使えます。大丈夫❗️

スポーツで成果を出したいなら、口腔内を整え、きちんと治療しましょう⁉️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

本日はスポーツと歯の関係性についてです。

当院の近くには様々なスポーツで有名な、日本体育大学があります。お正月も箱根駅伝で活躍されていました。開業して20年もの間、様々な部活動をされている生徒さんの治療を担当してきました。コンタクトスポーツの生徒さんには、安価にスポーツマウスピースを作製したり、純粋な歯科治療ももちろん、、、、

そんな日体生を診ていて気になることが、、、、治療が必要な歯の本数が圧倒的に多い事です

遠征、試合、ハードな練習?わかりませんが、歯科治療が後回しになっているのかな?お口の中が整っていない、、、

スポーツの成績にも影響を及ぼすぐらい、歯は大切なんです。最大限の力を発揮させる時は、左右の奥歯に甚大な噛み締めが起こり、物凄い力がかかっているのです。歯がなかったり、虫歯になって傷んでいたら、力が発揮できません。

日体生、治療をしっかり受けてください!!

体操のメダリスト。

水泳の二冠メダリスト。超一流はやはり違いますね!

共に歯列矯正をしています。体操の方はゴムで引っ張っているのがわかりますね、二冠の方はより綺麗に並び替えるために抜歯をしてのマルチブラケットですね。

特に水泳性選手は息継ぎがあるのに、、、、凄いなと、、、、ハンディにならないのかな?

凄すぎる、矯正しながら世界一ですからね、、、、、しかも二冠❗️

僕の矯正に対する考えも変化しました。最初のうちは装置をつけているだけでも痛みや不快感がある場合があるが、そんな事をもろともしない強さ、頭が下がります。

それと共に日本もようやく歯列矯正に関して諸外国に追いつきつつあるかと、、、

とっても良いことですね。

正しい歯並びは、その方の能力を100%出すには大事な道具でもあります。大学病院に勤務していた時、患者さんのプロゴルファーの方は、奥歯がないだけでドライバーの飛距離が全然違うと話されていましたした。それだけアスリートにも歯の大切さが伝わりつあるのかな?と考えさせられました。

少し古いですが、アスリートは歯が命❗️芸能人だけではありません。