2025年 4月 の投稿一覧

この歳になっても、勉強と試行錯誤の日々です‼️いつまで続くのだろう‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

本日は、僕の最近の様子をレポートします。自院ではありませんが、インプラントの大掛かりなケースが始まりそうなので準備に勤しんでおります。適切な位置にインプラントを埋入すべく計画を立てております。前歯なので見た目にもこだわりを見せたい所であります。

また、小児の歯並びに関して、知り合いの先生にアドバイスを頂きながら、その方の将来を見据えどんな装置がいいのか、いつからなのか?いつまで?を検討しています。

 

歯科は開業医になると自分の専門ばかりとは限りません、外科、矯正、補綴、保存修復など、そのそれぞれを満遍なく網羅していないと話になりません。バランス感覚がとても重要だと考えます❗️しかし人間は正直なものでどうしても自分の興味がある内容に傾くものですね、学術雑誌の記事でも購入する書籍でも、、、、、困ったもんだ、、、

臨床はそう言う訳には行きません、選り好みできません。色々なケースがあるわけですから分け隔てなく様々な治療の知識を吸収しないといけません。それとは逆に専門に特化した医院さんもあります。インプラント専門とか、神経の治療専門とか、殆どの医院では、保険が効かない場合が多い傾向にある。

学会や講習会、この先生だとこのテーマみたいな特色が鮮明に出ます、こんな話なんだろうとある程度スピーカーの名前で想像がつきます。歯科医師同士と話していてもこのテーマなら○○先生!と話しても相手のリアクションが薄ければ、えっ!と心の中で思ってしまう自分がいます。

僕は学生時代から総義歯に興味があり卒後その医局に入りましたが、現在はインプラントの割合が多く外科よりな生活です。他の著名な先生でも経歴から現在までが????と言う方もおられます。面白いものですね!

もうしばらく窮屈な日々が続きますが、患者さんの為に前向きに生活します。

痛みが少ない歯科医治療‼️麻酔を効果的に使用する事‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯医者嫌いの原因で最も多いのが、歯の治療時の痛みに関する事ではないでしょうか?

僕より高齢の先生は患者さんに、これぐらい我慢しなさい‼️と怒る先生も存在したようで、、、困ったものである。

現在はいませんよ、そんな先生、、いたらそんな歯医者、潰れますから、、

僕も御多分に洩れず注射を打たれるのが大嫌いです、、仕事だと躊躇なく、患者さんに打つのに、、

患者さんの痛みの感じ方は、とても幅が大きく、差異があります。

少しの痛みでも耐え難い方、処置している僕らからも流石にもう痛むでしょう?と思っていても、平然としている方もおられるのです。

それと同様に、麻酔の効き方にも患者さんの全身状態によって、差異があります。

❶骨の厚み、密度により変化する。

骨が厚く、密だと効きにくい。骨が薄く、疎だと効きやすい。左右の下の奥歯が一番麻酔が効きにくい部位となります。

❷痛みがある場合、効きにくい。

麻酔薬はアルカリ性、痛みを伴う組織は酸性なので、中和され麻酔効果薄れる。

❸緊張、興奮状態

歯科治療に対して恐怖、不安を意識すればする程、痛みを感じやすくなります。

❹体調不良、睡眠不足

❺飲酒、服用

アルコールを多く摂取していたり、うつ病の薬や痛み止めをずっと服用していたりすると歯科麻酔が効きにくい場合があります。

このように体質的に麻酔が効きにくい方がいます。

いずれにせよ、歯科治療時は、無痛に近い状態で処置したいですよね?ならば麻酔は必須かと思っています。

術者に、麻酔を使ってください⁉️と必ず申告しましょう。

お手伝いしている歯科医院の移転‼️何故か?診療初日のドクターになる❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

中目黒のお手伝いしている歯科医院です。機械の老朽化が激しく、移転する事になり早いもので、1年以上経ちました。

昨日もここでオペやら、私費関連の診療を、、、

綺麗ですね❗️僕の診療所を手がけた内装業者と同じです。

今流行りの内覧会なるものをやったようですが、、、

診療日の初日は何故か?一週間で数時間の診療しかしない僕が担当しました。内覧会には参加していないのにいいのかな?内覧会に来られた方はこの人誰?と、、

医院の立ち上げには慣れていますが、医療はハード面(器材)ではなく、ソフト面(スタッフの質)の充実が大切だとつくづく思いました。

お金されあれば、高い機材だっていくらでも購入できます。医療の本質は先生が行う対人医療サービスです。先生を取り巻くスタッフがとても大切になります。

これからの時代、働く人の不足が起こる時代。今ある既存の人を大事に愛情を持ち、育てていく覚悟が経営者には必要です。

ソフト面は地道な指導が大切であり、すぐにはその効果が発揮されづらい物です。子供の教育と似ています。

若い頃の僕は結果が早く欲しくて、スタッフ達が何故できないのか?理解できず常にイライラしていましたが、経験を積み、我慢して成長を待てるようになりました。

歳をとりました、、、、、人の成長を感じる瞬間は格別な想いがあります‼️

僕らは臨床家でもあり、経営者、教育者でもあります。

先天性欠如歯とは‼️お子さんの10人に1人の割合で見られる症状です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます!

今日は先天性欠如歯についてです。

永久歯が元々無く生えてこない状態の事です。その為、大人になっても乳歯が残存している。臨床ではよく遭遇します。

原因ははっきりと解明されていませんが、僕の考えは遺伝的な要素が多分に関与していると考えています。何故なら、親御さんに先天的な歯の欠損があると、お子さんも引き継いでいる場合を多く診るからです。

乳歯、小さい!

レントゲンでの歯の長さが全然違う。乳歯は長さが短いですね。

性差は女性に多い、、、、

乳歯ですし、周りにはサイズも大きく、しっかりした永久歯があるので、自然とトラブルが発生し易くなります。

勿論、抜歯になる場合が殆どですので、ブリッジ、インプラントの適応になります。

受け継ぐ可能性が高いものですし、遺伝的なことなので、悩んだり、抗うことなく割り切りましょう、、、、、前向きに、、、

まずは乳歯の保存に努めて、その後問題が生じる様なら、治療の方向で相談しましょう!

お子さんの口腔内に現れる癒合歯、癒着歯について‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は癒合歯、癒着歯についてです。漢字の通り本来、別々であるべき歯がくっついてしまい、さらに1本であるかの様な形態の歯のことを言います。

 

癒着歯はくっついていても、それぞれに神経があります。癒合歯は神経までくっついていて同一物になります。診断にはレントゲン検査が大切です。

今回の抜歯した歯は、癒着歯になります。

幸いにも後継永久歯がしっかりと確認できました。

ただこれが癒合歯になると後から生えてくる永久歯の45%が存在しない報告もあるぐらい。先天的に次の永久歯がない❗️僕の普段の臨床の感覚だと、もっと高いパーセンテージを示します。

好発部位は下顎の前歯部である。この場所以外、僕は診た事がない、、、

親御さんには歯の異常である事を説明しなくてはならないが、決してその子だけ特有であるという言葉使いは注意しないといけない。よくある事ですと、、、

抜歯の際は、レントゲンで後継永久歯の存在を確認、あるなら、抜歯、無いなら、その事をきちんと説明してから処置します。無い場合は、今後の補綴、矯正治療の必要性をしっかりお話してから、、

僕的にはこのケースをよく診る気がしています。

原因は解明されていませんが、歯の発生時、遺伝的な要素が疑われています。

いずれにせよ、あるべき歯が元々無い事が多いので、患者さんの不安を取り除く事が大切な要素であると思っています。