2025年 8月 の投稿一覧

医療の基本‼️相手の立場になり考える事‼️患者さん側にも変化が、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕は1年を通じて花粉症なのです。血液検査をしたら、アレルギーを引き起こす全ての植物、ハウスダスト、ペットなど、オール陽性なんです、、、涙、、、

更に僕の鼻の中にはポリープがある為、ダブルで、、、喘息の治療薬、ステロイドの副作用なんです。鼻茸と言います。

最近読んだコラムにこんな表記があり、僕が常に思っている事と同じでしたので記載します。

医師の多くは恵まれた側の一員です。でも患者さんがそうであるとは限らない。彼らの生活や悩み、抱える問題をイメージできなければ、彼らに伝わる言葉を持てないし、安心して治療を受けてもらうことも難しいかもしれない。コミニケーションの下支えをする人間力は経験で作られるものです。

人間力‼️良い言葉です。好きな言葉です。

要は相手の気持ちになって考える❗️僕が考える医療の基本です。

僕らは根拠に基づいて診断を下します。そこには患者さんの想い、希望、などは入りません。ただそれだけのチャート式での確定診断、治療方針決定は、ロボットでもできますよね?患者さんは人それぞれ、いろいろな方がおります。診断は1つでもその後の治療は、百人いたら百通りある。

経験の少ない先生は比較的、経験則が少ないせいか、バリエーションが少ない。

患者さんの言いなりになる先生もよく見かける。何でも屋じゃないんだよ❗️僕らは、、、医療機関ですし、、、、医科の病院でも最近はこの手の話が多くある。

自己主張が強い方が増えたのか?欧米化?何でも訴訟みたいな、ハラスメント

モンスターペイシェントといい、医療従事者、医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す患者。怪物患者などともいう。

自分が逆の立場なら、こんな治療を受けたい❗️わかりやすい治療説明、個々の患者さんに対しての個々の接し方を今後も心がけたい。

僕ら歯科医は、歯を見ればどこの場所にある歯かすぐ分かるのです‼️歯マニアです‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕らは学生時代に患者さんから抜いた歯を薬液保管していて、消毒してから、その抜去歯を模型に埋め込み、実際に削ったりする大学の授業があります。

歯医者なら、必ずやった事があると思います。どこの大学でも、、、

僕に付いている女医に学生時代と同じその模型を作り、形成や根管治療などを指導している。何だかとても懐かしい気分になる。解剖実習と同じで保存している薬品の影響で削り出すと、独特な異臭がするのである。

もちろんプラスチック製の歯の既製品もあるのだが、より本物の歯を削った方が良いに決まってる。

模型の台座は僕が自分の医院で作ってあげていたので、そこに歯を差し込むだけでいい。その時に抜いた歯を見て前から何番目か右左、上下を判断して差し込む。

ひと目見て、どこの歯かわかるのって、やはり専門的である。

これは石膏の棒から歯の形を彫刻した物、大学時代作。人生の思い出に今でも捨てずにいる。

僕らは歯を見て、どこに生えている歯だか解るように教育されている。こんな彫刻する授業があるし、極めて専門的、悪く言えば、潰しの効かない職業である。

18歳で一生涯の職業が決まるって、今考えると凄い事だなと、、、、、歯科大出てサラリーマンやってるとか、聞かないし、、、いるらしいが、、、、

様々な画像を見てもすぐ、歯を凝視してしまうし、差し歯であるかどうか、すぐ分かるし、芸能人が歯の治療したら、すぐわかる。

口腔内のプロとも言えるが、在学期間の6年間って必要だったのかな?

歯ばかり6年間ですよ、、、

とても厄介な病気である歯周病‼️慢性疾患なので、疾患と向き合う覚悟が必要です‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は歯周病についてお話致します。成人以上の方、子供に歯周病はありません。結論から話すと、治療がとても難しい慢性疾患となる、何故なら僕ら歯科医師が張り切って治療を進めても、患者さんの病気への理解が乏しかったり、協力がないと治療の効果が明確に出ない病気です。

患者さんの中には、歯周病の治療で歯科医院に通っていたが、治らない、最終的に抜歯になった、効果が実感できないなど、、、様々なお話を聞く、、、、、歯科医の説明不足?患者さんとのコミュニケーション不足?歯周病の病態の理解が乏しい、、、、

定期検診時、必ず行う一般的な処置、スケーリングと言います。

歯周病には様々なタイプがある事を知って下さい。ステージとグレードで分けられている。今は僕らが大学時代に覚えた分類は古いのかな?

こんな感じです。

いずれにせよ、強敵、歯周病。

まず患者さん側として自分の現状をよく理解してもらいたい、歯周病でも比較的軽度?重度なタイプなのか?それによって来院回数、来院間隔が変わってくる。次に処置にはどんな治療が必要となるのか?スケーリングだけでいいのか?麻酔をして歯茎内まで歯石を取るのか?歯周病の手術が必要なのか?その後の再生医療に関しても、、、、

患者さん自身で治療中、治療後もきちんとブラッシングしてもらわないと治療効果は期待できない。ここが最大級に難しい、、、、日頃の習慣、自分自身の癖を治すのと同じ、、歯磨きの癖はなかなか直らない。

歯周病は、僕ら歯科医師はお手伝い程度、治療の大部分を担うのは、患者さん自身です。

グラグラではないか、、、こうやって抜歯になる方が殆ど、抜けた歯を手のひらに乗せ、持参する患者さんも、、

歯周病は全身的に影響を及ぼす恐れがある、生活習慣病です。患者さんにはイマイチ何やっているのか?わかりづらい処置ですが、よく病態を理解をした上で地道な治療についてくる忍耐も必要なんです。治療途中にドロップアウトしてしまう方が多いのもこの疾患の特徴です。良くなっていくのがわかりづらい治療なんです。

歯科医院の独特な臭い‼️薬品臭の原因は、神経治療時に使う薬品❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は神経の治療に使う薬剤について。昔、歯科診療所って入った瞬間に独特な臭い、ありませんでしたか?消毒剤みたいな臭い?、、、、、

その殆どが、歯の内部に入れる、神経の治療の薬剤の臭いです。

僕らの用語でいうなら、FC、FGとか、、、、

歯髄という歯の内部の、もともと神経のあったスペースに入れる消毒剤です。

僕は大学時代にこれを入れなさい!と習いました。凄い臭いがきつい薬剤だなと感じていました。この臭いを嗅ぐ度に、大学での実習を思い出します。

今や大学での全ての実習、講義では水酸化カルシウム製剤になっています。

もちろん僕自身の診療所でも水酸化カルシウム製剤はありますし、多用します。

この薬剤は病変、細菌に触れていないと効果がないので、意識して使用しないといけません。ただ入れているだけでは、、、、❌

唯一の欠点は、粉剤である薬剤が取り除きにくい事です。

僕は水酸化カルシウムと、その他の薬剤と使い分けています。その殆どが水酸化カルシウムですが、、、、、

神経の治療をした事がある方はわかると思いますが、治療後、口の中が薬品臭した事ありますでしょ?今は無く、無味無臭です。

いまだに、治療台に緑や茶色、白、青などの薬瓶が置かれているようでは、、、、特に緑は注意。

こんな所でも、おかかりの先生の診療レベル?を知る瞬間になります。

地域による口腔内状態の違い‼️術者の違いも、、‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

医療の地域格差について、、、日本国内様々な場所で患者さんを診た経験がある。いつも感じるのが、地域によって医療水準に差があるという事。同じ東京であっても、都心部と県境では大きく違いますし、他県に行けばなおさら、、

その土地の術者の腕の違いを凄まじく感じるが、患者さん側の違いも大いにあると感じます。

何故?どうして?といつも考えさせられる。

大学は違えど、術者は同じ専門的な歯科大で勉強したはずなのに、、、

患者さんの違いだけにするのには、、、、、どうかと、、、、

患者さんに説明しても治療価値を感じないのであるならば仕方ないが、それまで粘り強く話してる?説明してる?中には価値を感じ実践する方が少数いても良い気がしている。皆、総じて同じ感じの口腔内ばかり、、、

治療の中には、痛みを取ったり、機能回復に寄与したりと様々な治療があるが、啓蒙普及、患者教育は大切な治療の一分野と僕は認識している。その全てを伝え続けることは正直、疲れるし、忍耐が必要なのはわかるが、、、、

どんな田舎でも、患者さんが最新の治療を望んだとしたら、実践できる手技、技術を備えておかないといけないと思っている。

最近の若い先生の行動、言動、考え方、世代間のギャップを感じるようになっている。僕が昭和な男すぎるからか?どんな時代でも医療の本質は普遍だと思うが、、、、

詰め物が取れたから再びつけて終わりの医院さん、それもまた治療と言えるのかといつも感じている。患者さんはさぞかし喜ぶのだろうが、、、、