勘違い

とよりん、いつもブログ読んでくれてありがとう!院長、栗田です。

ありがたい、何年もあっていないのに、、、

三十で奇跡的に開業し、四十となった。

開業当初は、大きな勘違い野郎であり、分院を持ち悠々自適に

生活ができると思い込んでいた。

真面目にそう思っていた。

皆が女性や趣味に没頭するなか、早くから、歯科に捧げて来たと

自分では、思っていた。

しかし、皆も絶え間無く、努力しているのだなと、、、

なかなか、差が広がらないのは、そういう事だろう。

歯科の神様を、何度恨んだことだろう。

医療を生業にしている方なら、理解されるだろうが、医療職は

全てにおいて厳しい仕事である。

それだけに、得る物は図りきれぬ程、大きい。

命に関わる事さえある医療行為だからこそ、神様は、厳しく

ならざるを得ないんだなと。

今後も神様のプレゼントを沢山頂けるよう、熱い情熱で、

診療に望んでいかないと。

ゴールデンウイークから、ずいぶん経ったな。

少し、疲れがでたかな?

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歯科医師国家試験

夜はまだ涼しいな、ラポール歯科クリニック、栗田でございます。

今日は通称、国試についてお話ししてみたいと思っています。

まず、国試に辿り着くまで、卒試という学内の試験にパスしないと

卒業できませんし、国試も受けさせてくれないのです。

大学6年は、半年は試験ばかりしていた記憶があります。

大学側も国試の合格率がUPすれば、全国から学生を呼べるので躍起

になるのです。

医療系の大学は、ストレートで進級できない場合が多い上に、

とにかく、レポートや試験、提出する課題が山のようにでます。

なかにはノイローゼや、ついて来れなく大学を去る物もおります。

専門課程の試験などは、合格する物は、ほんの一握り、殆どの生徒

は再試になります。

今から考えると、おかしな事だと。

そんな大学側からの仕打ちに耐え、ようやく、国試にたどりつける

のです。

国試は、全国で試験会場が決まっていて、二日間に渡り行います。

ほぼ、二日間の日中はずっと試験です。

あまりの興奮状態と頭と体の疲労感で、今でもあまり当時の記憶が

あいまいです。

僕は、そのぐらい必死でやった記憶があります。

その後、すぐに卒業式、全国に散らばった感があります。

試験後は、すぐに自己採点をするので、ライセンスGETかは、すぐ

わかります。

今は、歯科医師過剰問題の為、厚労省が合格率を絞っているようで、

国試浪人生はざらにいるようです。

厚労省の見当違いで、今の過剰問題はあるのに、今の生徒さんは、

かわいそうだ。

誰だって、留年や国試浪人は嫌なのに!

今でも問題を解いてみたりしている。あまり、臨床にはいかされ

ない問題ばかり、間違ってしまう事が多い。

免許証には、当時の厚労省の大臣の名前がデカデカ書いてある。

僕の年は、あの小泉純一郎でした。

痛いのは苦手です。

夏はあまり好きではない、ラポール歯科クリニック栗田です。

服を全部脱いでも暑いからです。

寒いなら沢山着込めばなんとかなるが、、、、

麻酔の効きは、人により凄く差異がありますから、痛い思いをされた

経験があるなら、必ず、追加の催促や効きにくい事を告げましょう!

特に効きにくい場所は、左右の下の奥歯なんですよ。

骨が1番厚い場所だからです。

処置で言うならば、神経の治療はしっかり麻酔をしないといけま

せん。

だって、直接、神経に触れるのですから。

医院によっては、針を細くしてチクッを減らしたり、電動の麻酔

を使う所もありますから。

麻酔が無かったら、僕等は百パーセント廃業でしょうね。

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歯医者の口の中

なかなか寝付けないので、書くぞ!ラポール歯科、栗田です。

たまに患者さんから、先生は虫歯がやはりないのでしょうか?

と質問を受ける事があります。

ずばり、ならないことなどなく、この仕事についてから、治療した

事はあります。

歯茎が多少腫れたりした事もあります。

説得力がないかもしれませんが、僕らだって人の子です。

まさに、歯医者の不養生のなにものでもないのです。

忙しく、患者さんを優先するあまり、治療が遅れる先生も

ちらほら。

インプラントが入っているのをその先生のレントゲンで知った

事もありました。

プライベートな話ですが、四歳になるうちの息子に虫歯が

できました。

かなり、ショッキングな出来事でした。

だから、僕は、もう少し早く来れば!とかは、言いません。

だってその方にも、歯より優先する大切な何か?があったに

違いないからです。

なってしまったものに後ろ向きの発言をしたって何も生みません。

そんな時は、これから先の明るい未来を提案しています。

あーー、カルピス飲み過ぎだと思うな。

うちの息子は。。。

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歯の詰め物を作る人

扇風機を買いました。ラポール歯科クリニック、栗田でございます。

今日、セール品がありましたので、1500円で買いました。

あっ、家用ではなく、車の中で使う為です。

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そう、僕の車はポンコツなので、クーラーの効きが悪く、汗だく。

本日は、技工士さんの話です。

虫歯になり歯科医院で削り、型を採った経験ありますよね?

その後は、石膏を流し、宅配便などで技工士に送ります。

当院の場合、保険診療での詰め物の技工士。

保険外の詰め物の技工士。保険、保険外の入れ歯。

四社程、お付き合いがあります。

技工士も得意、不得意がありますので、選別が必要となります。

勿論、価格は全然違います。

どの歯科医院の先生も感じられていると思いますが、適合や調整

量は価格に応じて差異が有る事は事実です。

どれだけ歯科医院側が、企業努力をしたとしても差は埋まる事は

ないでしょう。

制度や歯科の構造的な問題に起因するからです。

術者は、なるべくその差異をより少ない様に務めているはず。

技工士さんは、若い方の成り手が少なくなっています。

なぜなら、仕事量の割には頂ける費用が少ないからです。

技工士に適合悪く、怒鳴りつけてる先生を何人も見てきました。

その度に、僕は、こうなるまいと心に誓ってきました。

厳しい状況、環境の中、うちと関係がある技工士は、

真摯に患者さん、大優先の仕事をしてくれています。

皆様の詰め物は、そんな方々に作って貰っているんですよ!

昔は、診療が終わってから自分で制作される先生もいらした

ようですが、今はまず、どの医院さんも外注でしょうね。

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政府の混合診療拡大方針について

暑い!夏か!エアコンの掃除をしてもらいました。院長栗田です。

いよいよか!との感想です。

難しい決断です。様々な団体から凄まじい圧力など、あったこと

でしょう。

しかし、拡大方針の様です。反対、賛成、双方に言い分はある

でしょうが、僕は、この流れには賛成の立場です。

反対派には、所得による医療格差が生じる恐れがあると。

賛成派には、治療の選択肢が広がると。

歯科は、医科と違い一部混合診療が、認められています。

中には、制約があり自分の目指す治療ができないと、保険医を

辞め、全て自費診療を行う先生もいらっしゃいます。

利権を守る為などで反対ではなく、患者さんを第一に考えないと

いけないと考えています。

患者さんは、安く治療があがれば、それにこしたことはない!

とお考えの方が殆どだと思います。

また、現在の日本の保険制度は世界に誇る素晴らしい制度です。

しかし、制度が全ての患者さんをカバーできる厚みがあるか?

というと、NOです。

その為には、治療の選択肢が限られる、保険診療は、本当に

窮屈なものなんです。

全部を自費診療にするのは、僕には極端だと考えますが、

混合診療拡大にしたことで、保険では、使えない薬や材料

が使えたら、患者さんの利益は、計り知れないかなと。

入れ歯がどうしても嫌だ!の方は、保険診療だと、極論

がまんしなさい!になりますし、入れ歯も嫌だ!健康な

歯を削るブリッジも嫌だ!となると、それしか治療法は

ありませんと言うしかない。

インプラントがあるのに、、、

格差なんて、すでにぼんやり皆、様々、自覚していますよ!

ある事自体。格差社会。

もし病気になり僕には、手の届かない治療費になるなら、

僕は、それを制度上しょうがないと素直に諦めます。

決して制度が悪いからだ!など言いません。

格差は、既にあるのだから。

スタッフの増員に伴い、、

梅雨の晴れ間ですね、ラポール歯科クリニック栗田でございます。

紫陽花が綺麗に咲いていますね。

新スタッフが入りました。新と言っても勤務医の時に働いていた

スタッフなんです。

十数年ぶりに再会し、採用に至りました。

歯科のキャリアは申し分ない方なので、即戦力ルーキーとして

期待しているんです。

今までより少し体が楽になりましたので、本を読む時間がより

確保されつつあります。

最近は、労務やマネージメントの本をよんでいます。

1時間もかからないで、読めちゃうんです。

読破。

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モニカ現る

ギックリ腰はくせになります、ラポール歯科クリニック栗田です。

今日スイスバーゼル大学歯学部三年生のモニカが来ました。

秋から四年生となり、いよいよ患者さんも受け持つようです。

モニカは、知り合いの紹介で昔うちのクリニックにバイトしていた

ハーフの女の子である。

この夏は、うちで研修をしたい!とのことだった。

色々と歯科医になるものとしての心構えを説いた記憶がある。

来週からは、岡山大学での研修も決まっていた。

全て、僕が以前にアドバイスを送った通りで、実行している

彼女は、とても立派で素敵な女性になっていた。

うちには、トライリンガルの衛生士がいます。その方もいつも

モニカをサポートしてくれている。

新しいユニットが入った事もあり、模型を削り倒してもらいたい。

話していて感じた事だが、若い日本の歯科医に比べとても素直で

患者さん想いだなぁと、、、

変なプライドなど、微塵も感じない。

まだ、学生だからかもしれませんが、その姿勢で何年経とうが、

仕事に励んでもらいたい。

この夏僕自身、実習帳を引っ張り出して、もう一度基礎を学び

直すいい機会になりそうです。