糖尿病と歯周病の関係性❗️全身との繋がり❗️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は歯周病と糖尿病の関係性についてです。非常に密接に関与します。僕らがお口の中の管理をお手伝いしないといけない場合が多く、油断できないタイプの歯周病なんです。

糖尿病をお持ちの患者さんに、特に注意する事は、感染しやすい体質である事。これが1番重要です。歯以外の傷でも治癒が通常より緩やかですから、、、、

勿論、歯周病は歯周病菌が引き起こす感染症ですから尚更。

糖尿病をお持ちの方は、歯周病になりやすく、治りにくい。

内科受診も大切ですが、歯科も同じくらい重要である認識を❗️僕らが治療で何をするかというと、お口の中のスケーリングの徹底、ブラッシングの更なる工夫をしてもらう事。

地道な治療ですが、継続するしかありません。僕の場合、必ず1ヶ月に1回歯周組織のチェックを受けてもらっています。その際は、必ず僕自身が検査をします。

衛生士ではなく、僕です。これが重要なんです。

ドクターが病状を把握してないといけないんです。この歯周病は厄介ですから。

診療所によっては、どなたでも同じようにスケーリングしているだけの医院さんを多く見てきました。これでは特定の疾患を持つ方を細部までケアする事は難しいと思っています。

歯周病の治療にも医院によって明確な差異があるのです。なかなか患者さんには分かりずらい事ですが、、、、、

 

歯の内部には一本一本神経があります。神経をとると歯の色が、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯の内部には神経が存在し、冷たい、暖かいなどの知覚を有していますが、神経の治療後は感じることは無くなり、歯の色自体も変色していきます。

前歯なら尚更、神経が生きている隣の歯の色との差が顕著に確認できます。

審美障害❗️

歯を強く打ちつけたり、外部からの強い力で神経が損傷し、神経が死んでしまう事も多くあります。打ちつけた当初は症状は少ないが、2ヶ月程経過し、歯の色の異変に気づき受診される場合も、、、、、

こんな感じに、、ここまで行くのはかなりの時間経過がありますが、最初の異変は黄色が強くなり、段々と黒く、暗い感じの色へ、、、、

乳歯でもあります、お子さん同士でぶつかったり、頭が前歯にぶつかったり、唇も同時に裂傷し、出血するのでびっくりされる保護者が多いですが、僕らは歯の方がより重要となる。グラグラしたり、、、衝撃で、、、

受傷直後は神経の生死をすぐ判断する事はできず、経過観察になる場合が多い。

神経が残ればラッキーであるが、歯の表面には加わった力による無数のクラックが見られる。色の変化があればすぐさま根管治療となる。

抜歯になる事は稀であるが、こんな時ほどメンタルが弱っている患者さんの気持ちになり対応する事が大切です。

歯周病予防の為にも定期的なスケーリングをしましょう❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯周病は慢性疾患です。全身の生活習慣病にも関与するタイプもあり、厄介です。

いずれにせよ、歯周病が無くなることは今世紀中にはないでしょう?しかも罹患しても歯医者に行けばすぐ治る疾患ではありません。患者さんの協力がないと抑え込むことが難しい病です。

全身の疾患としての糖尿病、高血圧に病態が似ています。そのそれぞれの病も一回薬を服用したら治ってしまうものではありません。なったら、適度な運動、生活習慣などを意識しないといけません。歯周病も同じです。正しいブラッシングです。

現状維持も立派な治療です。

その為に痛みがなくとも最低でも半年に一度は、歯科医院で専門家による診断、画像診断、スケーリングが必要になります。

深くなった歯周ポケットには底部まで歯ブラシが入りきりません。

手用スケーラーや超音波スケーラーで歯石を徹底的に除去します。

カリカリ、チリチリ、音がなるやつです。水が出て、、、、、

この状態を維持する事が大切です。

歯周病の治療は他の治療に比べ、患者さんにはよくなる実感が希薄な治療です。何をされているかわからないし、カリカリ、チリチリ、不快ですから、、、、、だがこの治療が歯の寿命を左右する大切な治療である事を理解して下さい❗️

歯医者に必ずある治療機械は❓これ見た事ありますでしょ❓

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は治療機械に関して、この機械、診療所で見たことあります?

神経の治療の時、針みたいのでガリガリ、そしてピッピッピッと音が鳴る機械。何軒もの歯科医院で勤務してきましたが、メーカーは違えどまず見ないことはない機械です。

歯科医として駆け出しの頃の院長連中は、あまり上手で綺麗な神経の治療をされる方は僕が見る限り少なく感じていた。そんな時代だったのかな?、、、、

今や患者さんも目が肥えてきて、わかる方も増えてきた感がある。今、若い先生にどんな事で悩んでいるの?と聞くとまず、根管治療ですとなる。

僕は今でも一般の歯科治療で1番難しいのは根管治療と考えている。まず直接歯の内部を伺い知ることができない事。僕らの指先の感覚に頼る事が多い事。歯の発生の過程から長さ、歯根の湾曲の仕方が人それぞれ違う事。などなど、、、、

勿論、一般的な治療の流れは確立しているが、個々の症例により手技に変化を加えないといけない要素が多々ある。だから若い先生達は悩み、もがくのかと、、

現実問題、若い先生が最初に神経の治療を開始した根管はその殆どがやり直しになる。また日本の保険制度上の問題もあり、時間をかけゆっくり丁寧にできる診療報酬ではない状態。損得勘定ではない❗️と怒られそうだが、僕らは国立の大学病院ではなく営利目的の側面もある。

難しい問題である。

そんなこんなで日本の根管治療はやり直しが諸外国に比べ多いのだろう。

僕が最初に始めた神経の治療、次に担当した若い先生は一様に、先生の後を引き継ぐと治療器具も入れやすいし、薬の交換ぐらいですぐ終わってしまうと言われる。

ポイントはとにかく、基本に戻る事。教科書通り、一つ一つのステップをしっかりやる事につきます。後は無駄をなくし、手を早く動かせるトレーニングです。

若い子達の手技を見ていると、無駄な動きが多い事多い事。多分指摘されないと自分では解っていないと思う、、、、、

困ったら、基本に戻るのじゃ、、、、それが近道なのじゃ。

インプラント治療の難易度の違いは❓ありますか❓あります、、、

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今やインプラントは市民権を得た治療になりましたが、選択を注意しなくてはならない要素がたくさんあります。

インプラント治療は切開、縫合、解剖学、など一般歯科で行う治療のスキルを全て要求される治療であるという事。外科的な処置をあまり得意とされない先生がおりますが、それでは困ります、、、、

漠然と骨の中に埋め込めば大体、骨とくっつくでしょ?では困ります。今やインプラントの表面性上は昔に比べて格段に進化しているので、メーカーの治療順序に従えば知識、経験が乏しくてもくっつきます。

下顎に比べ上顎は処置の難易度は上がります。上顎の骨のタイプは比較的スカスカな事が多く、解剖学的に骨の厚みも少なく、直上には上顎洞と言う大きな空洞があるからです。

この制約がある中でいかに太くて長いインプラントを入れていけるか?が最大のポイントになるわけです。

特に前歯のインプラントは噛むことだけでなく、見た目も多いに要求される場所ですので、歯茎の処置が追加で必要となる場合が殆どです。その場合は歯周外科の知識、技術が必要となります。

同じインプラント処置でも場所によって治療費が異なるのはそのせいです。

若い歯科医ならインプラントを治療の一つとして備えておきたい気持ちはわかるが、そう簡単に習得できるものではない事、皆さんに知っていてもらいたい。

歯医者にも目に見えないランクがあることを、、、、、

 

歯科治療とロシアとの関わり❗️今回の戦争の余波はこんな所まで❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

ロシアはまだやるのでしょうか?戦争を❗️!よく分からない大義名分を並べ。

人命は勿論ですが、歯科治療もこの戦いで多くの迷惑を被っているのをご存知ですか?歯科治療と戦争?、、、、、

今まで使用されてきたお口の中の詰め物の金属と関係があります。お口の中の金属は金銀パラジウムという合金で、その合金中の割合はしっかりと決められているのです。特にパラジウムの主要産出国はロシアなんです。

2014年のクリミアを併合して以降、アメリカやEUから経済制裁を生けていることもこの金属の価格急騰の要因の1つです。さらに今回の戦争により緊張関係は長引くと考えられる為にさらに価格がアップ、アップ、、、

金属の供給不足もさる事ながら、今までにないぐらいの価格高騰。

戦争の余波はこんな所に現れているんですよ❗️

現場サイドではやればやる程、赤字ですよ。はっきり言って、、、、金属ですので強度は担保していますが使えないと話にならない、、、、

保険治療で認めているのであったら国として責任を持って迅速に対応してもらいたい。

補助金の時もそうであったが、イマイチ反応が遅い。

 

久々のお休み❗️休みは週に1日だけは確保しているが、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

昨日はお休みでしたが、休みの日でも必ず医院に来て雑務をこなします。

午前中はそんなこんなで潰れます。午後からの半日が全くのプライベートな時間になります。その殆どが体のメンテナンスです。

ズバリ温泉です。サウナーです。ノッポさんみたいなサウナハットもあります。

行く曜日は決まっておりますので、その時間にいる常連の方々と話はしませんが顔馴染みです。すれ違えば心の中でこんにちは❗️と言っています。きっと向こうも常連の痩せっぽち来たなと、、、、想像、、、、土地柄か?短髪でガッチリした体格の方が多い温泉施設なんです。ムキムキ、、、

昨日は本屋さんにも行けました。4冊購入。寝るまでに2冊読んでしまった。

残りの2冊

最初の2冊は選択ミス、読むのが辛かった。女性向け?、、失敗。

すばらしい人体は期待度高し、和田秀樹さんは安定感あるし大丈夫であろう。

早く読みたーい。しかし、時間が、、、、

今、明日診療する同僚ドクターの被せ物が納品された。あらゆる角度から写真を撮り送る。

綺麗な仕上がりで嬉しいとの返信が来た。よかった。よかった。

ジルコニアにしましたよ。しかし、随分と大きな被せ物だな。患者さんは一様に歯医者でも虫歯になって治療するのですか?と聞かれる事が多々あります。もちろん虫歯にだってなりますわよ、、、本数は限りなく少ないですが、、、

たわいもない日常生活の報告でした。

 

 

スペシャリストか❓ジェネラリスト❓僕はどちらなのか❓

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

更新が滞り申し訳ありません。自転車で走行中に転倒して傷んでおりました。段々と回復しております。

今日は僕が歯科医師の中でスペシャリストか❓?ジェネラリスト❓かについてです。僕は歯学博士は取得しないで下野しましたので、大学での研究、功績や論文はありません。

卒業後はひたすらに自分の腕、技術を追求してきた自負はあります。とにかく同期の中では1番開業を目指してやってきました。

現在主流になったインプラント治療も、卒後直ぐに治療する機会を得たりと、恵まれていた環境であったと、、、同じ歳の先生の中ではダントツの症例数だと思っています。今や何処もかしこもインプラント❗️と宣伝していますが、それなりに打てるだろうけど、全てを信用するのは、、、、、、

正直、今の若い先生は僕が同い年の頃より、5年遅れていると感じている。時代が違うと言えばそれまでだが、、、、

もうちょっと貪欲に欲して欲しい。ハングリー

右下のインプラントは僕が駆け出しの時に処置した25年前のインプラントになる。先日、反対側のインプラント処置を担当した。なんとか粘っていたが残念ながら抜歯となり、患者さんに今後の治療説明、間髪入れず、インプラントで❗️

正直に話すと、状態の悪い歯がある段階から、抜歯になったらインプラントでと

メーカーも勤務医の時の診療所が使用していたインプラントなのでアメリカ物、今やスイス物である。打ち方、セレクト、若さ、がレントゲンからひしひしと伝わる。若い、、、

そんなこんなで今がある。

経験を積み重ね、今の自分がいるのだが、お手伝いしてる他の医院さんでは、親知らずの難抜歯、外科処置はほぼ僕のアポイントに入っている。

僕は外科の博士でもないのに、、スペシャリスト❓と勘違いしそうである。

もう少し、同僚の先生には、努力してもらいたい。つまんない。

絶対負けない自信はあるが、悔しい、負けんらんない❗️と刺激を受けたい。

僕が自分の診療所だけで勤務しないで外に向かうのは、そのため、、

井の中の蛙にはなりたくないからである。