歯茎が下がる❓歯周病❓磨いてるつもりなんだけどな❓強いブラシ圧❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕の診療室に来て頂く患者さんは総じて、ブラッシングをしっかりかけてもらえる方ばかりである。しかしブラシ圧が強すぎると感じる場合も多く、指摘して改善するのも一苦労である。

なかなか長い生活習慣の改善となると、、、、、、難しい、、、

歯周病にもタイプがありとても厄介なタイプがある。僕の場合、そのタイプに当てはまる方には月に一回の割合で来院頂く事としている。僕自身がその度、重箱の隅をつつく様な歯ブラシチェックをする、その後、専門的な機械を使いスケーリング、最後に残存する深めなポケットがある場合には薬剤注入。

この地味めな治療が実はとても重要で、この治療の効果が相手に伝わらないで来院が途絶えると、重症化し抜歯につながる事が多いと考えている。

ここの部分の理解が歯科医師、患者さんに共通していないと毎月通っていたのに歯周病が治らない❗️に繋がるのだろう。点数稼ぎの為の来院ではないんですよ、衛生士だけに任せっきりになってませんか?定期的にレントゲンなどその患者さんの経過をきちんと診ていますか?

予防と謳っている歯医者あるあるです。

歯周病の治療は僕達がしゃかりきになり進めてもなかなか効果が表れにくい病態です。必ず患者さんの積極的な治療の介入がないとなかなか前には進みません。難しい、、、、、

歯科治療でこれだけ歯科医の介入度が低い治療は、歯周病だけかも、、、、

奥が深い治療ですね。歯周病って、、、、再生療法も含めてが治療なのか?現状維持の治療なのか?進行をできるだけ遅らせるのも治療か?慢性疾患である歯周病は難しい。

いずれにせよ、患者さんの歯を早期に抜歯する事は僕にはない。歯科医になりたての頃よりこの考えはさらに強くなった気がする。