以前よりお伝えしていましたが、スイスより研修生が来ました。名前はモニカ・クーンさん
と言います。二十歳の日本とスイスのハーフの女性です。
将来はスイスで歯科大に入り、女性歯科医として働きたいとの事。
今日は初日でしたので、何がなんだかわからなくて終わったと思います。
僕の責任は重大です。何を指導したらよいのだろうか?
以前よりお伝えしていましたが、スイスより研修生が来ました。名前はモニカ・クーンさん
と言います。二十歳の日本とスイスのハーフの女性です。
将来はスイスで歯科大に入り、女性歯科医として働きたいとの事。
今日は初日でしたので、何がなんだかわからなくて終わったと思います。
僕の責任は重大です。何を指導したらよいのだろうか?
土地柄か?医院が二階にあるからか?医院の雰囲気か?義歯の治療が少ない。
歯科には医科同様、いくつかの専門分野がある。歯並びの専門、矯正歯科。
歯を失った所に代わりとなる差し歯や、義歯(入れ歯)をいれる、補綴科。
一番歯医者っぽい保存科。癌、顎関節、親知らず、口腔外科。
僕は物作りが得意でしたので、補綴科に進みました。その中でもさらに残業が多くなる
総義歯でした。
今は義歯の変わりとなるインプラントが普及してきていますが、僕の学生時代には、まだまだ
今ほどメジャーでありませんでした。
義歯はとても奥深く、感覚的な技術が必要となることが多々あります。今でも元気で診療
されているベテランドクターに上手な方が多いのも、経験的な蓄積の賜です。
インプラントばかり脚光を浴びる昨今、へそ曲がりな僕は義歯の知識、技術の再確認を
することにしました。
先日定期的にリコールに応じて頂いている患者さんから、院内に入ってくる
なり、先生~以前に治療して、被せた金属は、中国製じゃないですよね~との声。
あー来たかと内心つぶやく僕。 テレビでの特集だとすぐ気付いた。
なぜなら、僕自身のその特集をみていたから。
僕らの周りには、メイドインチャイナがあふれている。 今は、歯科の技工物にまで、
広がりを見せている。
中国の技工物の一部ではあるが、人体に有害な物質が含有していたとのこと。
中国に詰め物などを発注している歯科医院も一部である。
雑誌、テレビの影響力の凄さ、改めて痛感した。 もちろん当院では、ルールにのっとって
金属を使用しているし、日本で作っていると説明した。
この様な経済状態の中、医療人としてのプライドすら保てない方も多くいると聞きます。
経費節約することと医療の質を落とすこと、同じであってはならないと感じました。
モラルやプライド、保ちたい。
子供は六歳を境に、乳歯から永久歯に生え換わりがはじまります。
乳歯であるならば、歯が一部かけたり折れたりしても、大事に至ることはそうそうありません。
しかし六歳を超え永久歯がかけたり折れたりしたら一大事です。この先、生え換わりがないためです。
残念ながら、はえたばかりの歯をすぐに折ってしまった場合は、根っこ(歯根)が完成するまで
待ち、大人と同じように差し歯を被せることになります。
ほとんどの原因が外傷で、友達の頭がぶつかったり、転んで地面に激突したり、第三者の
力によって引き起こされます。
それまでの間は、歯があるように白いプラスチックの材料を張り付けて歯のように見せます。
もう少し待っていてください。差し歯にはなりますが、奇麗な歯をいれますから。
建国記念の日に女医限定のセミナーを受講しました。
なぜ僕が受講できたかというと夫婦同伴ならOKの様だったので、勤務医の女性を
僕の奥さんとして登録したからです。
座席表から全国各地から参加している模様で、福岡の方もいました。特に静岡と神奈川
が多くいました。
内容はズバリ、開業です。 女医は性別がら結婚、出産、などで開業の機会を
逃したりする場合が多いのかな~?
歯学部の男女比は女子が多いようです。という事は、将来女医の開業医が多く誕生する
という事になりなす。
結論から言うと、女性の開業は大変そう。子供を産める期間は限られるし、結婚適齢期も
あるだろう。そのなかで、人生の中で重要なイベントである開業をどのタイミングで組み込む
のか。やはり女性としての道を選ぶのか?はたまた女医として活躍するのか?
また両立してもどこかに犠牲を払うのか。
素晴らし仕事ではあるが、女性にとって葛藤の多い仕事なんだな~
僕の大学は北海道にある為、東京で友達に再会できるのも、大きな学会がある時ぐらいになる。
しかし関東には同級生を含め、同窓生が何人かいます。
その友人達と三カ月に一度の割合で、勉強会をしています。
症例発表をメインに今更こんなこと聞けない事、知識の再構築にはとても有効な会です。
何より、刺激になります。こんな事やっているのか~僕もより学習しなくては。
本音で話せるいい友達でもあり、ライバルでもあります。
今日は僕のかわいがっている息子達を紹介します。
しこう君しりゅう君といいます。勤務医の時からお世話になっていた技工士さんの御子息です。
その時の縁で開業してからも技工を作って頂いてました。
住まいがとても遠いにも関わらず、小さい頃から通院しています。
今時の子供では珍しく、とても純粋で素直ないい子です。兄は弟想いでお母さんにとても優しいです。
弟は天然で、元気はつらつ甘えん坊。芸術家タイプ。長嶋さん?
この子達の背丈を計った印は、今でも診療の壁に残っています。この印と共にこの子達、
僕の診療所も歳を重ねていくのでしょう。
天国にいるお父さん、あなたの息子は今のところ順調に育ってますよ。
昨日から、女性歯科医でもあり、医療法人の理事長でもあるとある歯科医の書いた、
エッセイを読んだ。
その本は歯科関係者が読む、歯科医院経営に関する雑誌で、長期にわたり、連載を
まとめたものでした。
筆者のこれまでの生い立ちや、女性歯科医としての苦悩、診療に対する真摯な姿勢、
様々な人との出会いが、かっこつける事なく書かれていました。
性別は違えど同じ職業人として、おおいに参考になるとともに共感しました。
当院にも非常勤ではありますが、同じ年代の女性歯科医がおります。ぜひとも読んでもらえたら
いいかな~と。
今度のセミナーは不思議なことに、女性歯科医の開業セミナーです。
何となく面白そうだったので応募しました。女性限定のセミナーですが、潜入してみます。