インプラント学会‼️

桜新町の歯科、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます。

帰って来ました大阪から、今日からモチベーションも高く診療しております

会場は何度も訪れた事がある場所であり、迷う事なく到着!

内容は新しい事もなく普通でした。

しかし様相が変わっていた、たまたまかもしれないが、講演の最後に質疑応答の時間があるのだが、そこに質問者が!、、、

慶應大学の耳鼻科の医者が立ち、演者にまさかの苦言、、、

スライドに記載されている頭頸部の写真にその写真ではその部位は読み取れない!との発言!

また、インプラント治療の不備なのか?耳鼻科に回って来る患者さんが多いとのクレーム、君達は症状を正しく伝えていないのか、と、、、

演者は教授であり、たまたま放射線科であった。

こんな事は初めて学会で経験した。

以前にもブログで記載したが、インプラント治療でなくても一般治療の質の低下を感じていたが、、、他科にまで及んで感じとられているのかな?

とにかくびっくりしました。

歯科を取り巻く環境を改めて感じたし、情けない限りであった、勿論最善を尽くし治療しても不幸ながら、耳鼻科受診が必要になるケースはある、しかし耳鼻科の先生が伝えたかったのは偶発症ではなく、トラブルケースが増えているのだろう。

インプラント治療は特殊な治療である、また保険診療外となる為、治療費は高額だ、インプラントがメジャーな治療になり、簡単に出来ると勘違いする先生がより増えたのだろうな?

僕は経験豊富な今でも、インプラント治療を施す時は緊張するし、前日から頭がいっぱいになるよ、、、

安易に材料やインプラントを卸すメーカーにも問題があると思うが、術者の意識が低下しているのが最大の問題だ

僕には閉塞感漂う学会となったが、そんな方々ばかりではない、大多数の先生は僕と同じ気持ちで診療にあたっているだろう、

また、今日から新たな気持ちで歯科治療に打ち込んで行きたい!