歯科医師国家試験❗️昔の事なので、だいぶ記憶が、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

大学6年生になり、何回かの卒試をクリアーすると、国家試験を受けられた記憶がある。卒試で本番の国試合格が危うい人は留年だった気がする。

僕らの学部は6年制の学部であり、他の学部と違い、普通に留年する。幸いな事に僕は6年で卒業したが、同期の6年生は入学時の半分ぐらいだったと思う。後は上から顔も知らない先輩がダブって同学年に。

本当に特殊な専門学部であることが言える。

国試は2日間に渡り朝から夕方までずっと試験だった。今から思えば今の僕なら耐えられない。基礎教科、臨床教科を含めて膨大な範囲の中から出題される。出題者は全国の歯科大学の教授達である。

この国試対策に全国の歯科大学は全力を挙げている。何故なら、この国試合格率が次年度の大学入試志願者数に直結するから、、、僕らはどこの大学を出ても国試に受からないと実際の患者さんに診療行為ができない。故に国試合格率が高い大学が大学入試で人気となる。

もうすぐ今年卒業の学生さんが国試を受ける。今年の合格率はどのぐらいかな?僕は毎年、母校の合格率を確認している。今は歯科医の数を抑制するために、国が国試を難しくして合格率をコントロールしている。歯科大に入ったは良いが、6年での卒業も国試も難化していると言う。医科もそうだが、歯科は卒業が大変だし、ライセンスの取りづらい時代になっている。

この先、どんな歯科医が誕生するのかな?