治療のゴール

あっという間に7月ですね、ラポール歯科の栗田です。

今日は治療のゴールについて少しお話しようと思っています。

単なる虫歯でも、歯の生え方、状態、虫歯の大きさにより治療法が大きく異なります。

歯並びを改善してから治療するのか?ベストではないが、今のかみ合わせで治療する

のか? 僕らは費用は一先ず関係なく、お口の中の専門家として、一番よいと思われる

治療法を説明します。

後は、患者さん自身がどうしたいのか?どうなりたいのか?を決定してもらいます。

この決断は、費用も関係する事ですし、僕らの介入できる領域ではありません。

この関係性は明確にしておかないと、やれ勝手に抜かれた、高額な治療を勧められた

となるのです。

当院と他院さんの大きな違いは、ここにある気がします。

患者さん自身が治療の必要性をよく理解し、自ら治療を望まない限り、信頼関係

の構築はできませんし、良い治療は成立しません。

治療のゴールの提案があれば、トップダウンで物事を考えていけばよいわけです。