2021年 6月 の投稿一覧

場所によりインプラントは難易度が変わり、成功率も変化します❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

親知らずの抜歯でもそうですが、上と下では抜き方も変わりますし、術後の腫れや痛みが大いに変わります。大体、親知らず抜いて辛かった❗️になるその殆どが、下の親知らずの抜歯になります。下は真横に生えている場合が多く、分割しながら抜歯するためダメージが大きい治療となる。

インプラントも上下で成功率が変わりますし、術者の処置難易度も変わります。場所によっては追加で骨を作ることがありますし、軟組織の移植が必要となる場合も、、、、

先日のケース、インプラントは上の前歯部分の処置でした。奥歯と違い前歯のインプラントは噛むことだけではなく、見た目(審美性)も同時に求められる場所となる。しかも奥歯に比べ前歯は骨が薄い場合がほとんどである為、骨を作ったり、インプラントの方向、深さがよりシビアに要求される場所となります。

そんなこんなで成功率の違いにつながります。

インプラント治療では圧倒的に下の奥歯の治療が多く、前歯、上顎の奥歯は処置数が少なくなり、難易度は下に比べると圧倒的に難しくなります。

また、見た目も考慮しないといけない場所ですので、CTで得られた情報でサージカルステントなるオペ時に正確な場所に埋め込む為の装置を作ります。この装置作製により正確な位置に誤差なく埋入ができるのです。

以上の事から、インプラントと言っても様々な部位、場所による難易度の違い、追加の処置が必要となる事があるので選択時にはよく説明を受ける事、ご自身でもお調べになる事をお勧めします。

 

ワクチンの打ち手になる、、、、❗️僕でよければ❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

ワクチン接種は加速度を増して行われているようですね、一時は医療従事者枠の僕らでもなかなか予約が取れず困っていましたが、大規模会場などでは予約にかなりの空きが生じている様です。

正直、自分はワクチンに関して積極的な方ではなかったのですが、立場上、腹を括り日本の緊急事態に対応しないといけないと考え接種しました。

安心感と共に接種後、自分の気持ちに変化がありました。

ワクチンに対してネガティブキャンペーンがあるのは事実です、今後の接種で日本も何か与えるから受けてください❗️にならなければいいなと、、、、、アメリカみたいに、、、、、

あくまでワクチンは個人の判断に基づいて接種する努力義務ですから。強制はできません。

今後は打ち手としての登録も終わっているので来るべき時を待ちたいと思っています。法律を改正せずに打ち手になれる可能性は今後の人生でそうそうあることではないので決断しました。

同業者の中にも打ち手になる事には様々な意見があります。医師会の中では越権行為の意見が多いのかな?

僕は単純に打ち手が足りない、歯科医師も打ち手として国が認めてくれるのなら喜んで!の気持ちだけです。

僕はワクチンの打ち手が不足しているのであるならば、歯科医師は一番適している職業と考えます。筋注の経験はありませんが、きちんと実習や講義を受ければ適応は早いかと、、、、、ただアナフィラキシーの対応などは少し心配な要素かと、、、、

 

 

 

 

 

 

 

歯医者の良し悪し❗️お口の中は敏感な組織です❗️感じてください❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近インプラントの話ばかりですので、少し嗜好を変えてお話しします。今回は歯医者の性格、良くいるタイプ、上手な歯医者の特徴を書いてみます。

上手な先生は総じてお口の中の触り方がいつだってソフトタッチ、これは良く覚えておかれるといいと思います。なかなか術者サイドでこの事を意識をして診療に臨んでいるいる方は少なく感じます。みなさんいっぱいいっぱいだからかな?診てやってる的な気持ちが、、、、、、

患者さんを大事にしよう、丁寧に扱おうと言う気持ちがあれば当たり前のことですが、、、、

上手い先生の治療を受けてみるといつも感じる事です。

こちらの都合で頬を強く引っ張ることや、治療器具をカチャカチャと治療以外の歯に当てたりはしません、自分が見えづらいからと何度も、もう少し開いて下さい!と言う先生も多いですね。わからないこともないですが、まず今の状況で出来る事をしましたか?短いバーに変えるとか、ヘッドの小さい物に変えるとか、補助的な開口器をつけてみるとか、、、、、

全て相手に対する思いやりです。

とにかく自分が強い人や、繊細でない方は歯科治療は向いていないです。

どうにかなるでしょ!その時の感じで!の方もいる、医療は少し臆病なぐらいの性格が1番と考えている。細かく万が一を想定し、準備しておけばそんな人より次の一歩を早く歩み出せる。

成功率を高めるにはこれしかないと確信している。

今まで育ってきた環境は人それぞれ、ライセンスを取るとなかなかそこまで指摘をしてくれる先生は少ないと思う、当事者はそれが普通かもしれないが、気づいていないだけだよ。独りよがりも甚だしい。直したいなら、お一人お一人の患者さんに意識をしながら治療することです。一度付いてしまった性格、癖は治すのが辛いですしストレスですぞ。

お口の中は非常に繊細な感覚器官であると言う事、危ういものを扱うように丁寧に❗️

インプラントに満足いただいている患者さん❗️経験者です。❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

最近、かなりの比率でインプラントオペをしております。僕は他院さんでもインプラントケースを担当しているため通常の診療所の3倍の処置数かと思います。最近の傾向として欠損補綴の第一選択であったブリッジが少なくなったのを強く感じます。それだけインプラントというものが患者さんに認知され、メジャーなものになったという事でしょうね、、、、、

ただインプラントは経験と技術がもの凄く必要な治療です。担当の先生と良く相談してから治療に入ってくださいね。

今やインプラントはCTと解析ソフトさえあればより安全に処置可能です。ただ、経験はお金で買えません。若い先生に話しているのは、必ず10ケースはインプラントオペについてアシスタントとして主治医の手技を診る事、慣れてきても必ずステントを作りなさい、などなど、、、、、

そう簡単にはマスターできませんぞ!みな1本打つと調子に乗るからな、、、、

インプラントは歯を失った後の治療法としてはとてもいい治療だと考えています、僕自身まだ歯を失った事はありませんが、もし万が一の時は必ずインプラントにします。ただ、術者はしっかり選びたいですが、、、、、

今日処置をした患者さんですが、1本目はさぞかし緊張と不安な面持ちでした、歯も入り長年お使い頂くとインプラントはよく噛めるといつも定期検診で話されています。これ以外の選択はないとまでおっしゃっています。

今回も粘って粘ってご自身の歯を保存していましたが、症状も出て、流石に抜歯。ある程度治癒期間を置いて、どうしますか?と相談、もちろんインプラントとの事

術後、血液サラサラになるお薬を服用中、しっかりとナートし止血をする。かなりの本数が既に入っている。様々な事情で僕の提案通りには行かない場合もある、その中でベストを尽くす。

今後はまた危い場所の保存に全力を尽くす。インプラントは最後の砦だ、僕の中で、、、、

選択された方には質の高いインプラント補綴をしたい。

正しい位置に、補綴、予後までイメージしたインプラント処置をしていく。なんとなく入れて、くっついた!では困る!