舌の異変

商店街の打ち合わせがあり、帰宅が遅れました。院長の栗田です。

今日は久しぶりに疲れております。

定期的に来院される患者さんに、質問があります!先生!に、、と

伺うと舌の異変を感じているそうで、その場合は、何科を受診する

のか?先生でも診れますか?

何年もやっていると、同じ日に同じ様な処置が続いたり、同じ質問を

連続で受ける事がある。

いつも、なんでだろう?今日は、、、と思う。

メディアの影響なのか?舌についてTVやってたかな?

舌も勿論、歯科医が診なくてはならない、場所である。

舌で気をつける事の1番は、腫瘍である。

舌にも癌ができたりするのですよ‼

めったに遭遇しないが、見逃せば、命に関わる事にもなります。

被せ物が不適であったり、同じ場所を咬み込んでしまったり、

慢性持続的な刺激が加わると、前癌病変といい赤や白い病変となり

癌化する可能性がある。

相談を受ける殆どの症例が、これに当てはまる事はない。

しかし、患者さんは、真剣そのものだ。

僕等は、得てしてすぐ、歯に目がいってしまう生き物である。

そのように、学生時代から訓練されているからだ。

舌も口腔内の一器官として捉え、決して軽視せず、明日も対応

にあたろうと、感じさせる一日でした。