2026年 7月 の投稿一覧

18年前に勤務医が入れたインプラントを除去する‼️インプラント自体の破折‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

昨日は桜新町の診療所で診療後、中目黒の診療所へ移動。僕は今でも開業前に勤務していた診療所で、診療を続けております。この歯科医院は僕が大学病院勤務時代にアルバイトで雇ってもらっていた歯科医院で、かれこれ30年来の付き合いになります。

数年前に30メートル先に移転しました。キレイ!‼️

この医療法人はトップが歯科医師以外が運営されている稀有な組織です。一般人として正常な感覚を持った方が経営していましたので、僕は医療を行う環境として、とてもまともと感じていました。その方には、人生の先輩として、色々な一般常識を教えてもらいました。

僕はこの診療所で、ほとんどのケースのインプラントや、大掛かりな保険外のケースを多く担当しています。

この分院でも診療しておりますので、普通の歯医者の3倍の症例数があるという事になります。そんな僕でも滅多にお目にかかれないケースが、、、

インプラントフィクスチャー自体の内部破損です。

2本並んでいる右上のうちの1本です。ちなみに他の場所のインプラントも僕の仕事ではありません。

レントゲン的に異常な所見はありません。しかし、インプラント上部補綴の脱離が主訴でした。僕がインプラント埋入を担当したケースではありませんでしたので、過去の勤務医が書いたカルテを熟読、、、、、肝心な情報記載が足りなすぎて困る、今に始まった事ではないので、レントゲンから読み取る、、、、、

18年前の埋入、2年前に被せ物だけやり直している、、、早すぎやしないか?被せ物がとれてくるの?、、、、あやしい、、、

早すぎる、、この事が頭の片隅にいて、患者さんを診察する。

インプラント内部に3箇所、クラックを発見。何千とインプラントを診て来ているが3例目ぐらいの割合。

近々で似たケースの処置を行った事、いつだったか覚えていない、レアケース。

メーカーに報告、患者さんに今後について説明、相談。

患者さんはインプラント除去し、新しいインプラント埋入を希望された。

インプラント除去って、他院さんで行ったインプラントは多数除去しているが、同じ医院で処置したインプラント除去は、気持ち的に嫌なものである。しかもインプラント周囲炎でもなく、骨とカチカチに結合している。

ほとんど使う事のない、インプラント除去バーの出番である。僕は私物として持っているが、他の先生は持っているのかな?

幸いにも予定通り、除去ができた。よかった。

この処置がインプラント埋入の手術後だったので、インプラントを埋めたり、掘り起こしたりと、短時間で相反する処置を行い、複雑な気分になりました。

やはりインプラント除去はあまり、、埋入がやりたい、、、

 

歯科医師が備えておかないといけない要素‼️美的センス‼️治療センス‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯科医が備えておかなくてはならない要素に、美的センスがあります。これは人により大きく差がある部分と感じています。対人関係の付き合いの中で、あっ、この方の装いオシャレ!センスあるな!清潔感ある!とか感じる瞬間ってありますでしょ?、、、これと同じ感覚です。

感じる側のセンス、一人一人の好み、性格もあると思いますが、、、、、

同じ虫歯の治療、被せ物、神経の治療、などなど、術者のセンスが大いに出ます❗️複数人のドクターで治療をしている診療所で勤務すると顕著に感じます。

正直、治療痕からその治療を施した歯科医師のセンスや、性格まで読み取れます。僕は、、、治療の上手い下手まではっきりわかります。

センスがある歯科医師の処置は、清書に則った治療痕を呈します。歯科医によって、どこでこんなやり方を覚えてしまったのだろう❓と感じる痕跡も多いのも事実です。完治した状態を再現するセンスに欠けているという事。金儲け主義の歯科診療所だったのか?

大学を出て最初に勤務した診療所の治療レベルに準じる、低レベル、歯科医師として大切な時期なのに、治療の質より、量やお金を求めてしまった結果です。

残念ですね。こんな歯科医が殆どです。歯科医としてのキャリア設計ミスですよ

センスがある先生は、普段の私服、診療着、立ち振る舞いから、ある程度判断できると思ってます。

センスがある方は、全ての診療行動がスマートです。治療時間が闇雲に伸びる事はありません。タイムマネージメントがしっかり出来ているからです。

こんなケース、前歯、1番目立つ場所ですね、、

治療後

細やかな、溝、凹凸、の再現性、材料の色の選択、仕上げの研磨、、、、センスです。

きっと欠ける前の歯は、こんな形態だったのでしょう、、、、イメージ、、大切です。

1つのケースですが、歯科治療は治療痕が明確に残る仕事なのです。治療痕で時間に追われていたのか?元々の先生のスキルがどの程度なのか?バレますよ。

患者さんには分かりづらい事ですね、、僕らは職人です。良い歯科治療を受けたいなら、職人の腕の良し悪しまで見抜ける、眼力を備えてください。すごく些細な違いですが、、、感じて下さい。

なかなか患者さんには分かりずらいポイントですが、これが良い歯医者に出会う最短の道のりです。

極論、少し神経質なぐらいが、歯科医には向いていると思っています。大雑把でアバウトな性格の方は向いていません。細かい仕事ですし、、、人間的にはその方が付き合いやすいですが、、、☺️

神経の治療のもう1つの方法‼️歯根端切除術‼️外科的な処置になります‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

歯の内部にある神経の治療をした事はありますか?ほとんどの方は経験がある歯科治療だと思いますが、、

何回も通院した記憶ありませんか?時間がかかる治療なんです、難治性なら尚更、、、

そんな時は神経の治療のもう一つの方法を、僕は早めに選択し、トライします。その方法を歯根端切除術と言い、僕らは根切と略します。

歯の根っこを下記の如く、切除、、、、

歯の根の先に向かい、ピンク色の歯茎を開き治療器具を挿入します。根の先にある病変と根の先端だけ削除する治療法になります。

外科的な治療でありますが、この治療法があれば、鬼に金棒であります。ただ基本は歯の内部からの根管治療である事はお忘れなく。

止血さえしっかりすれば、直接明視化で確認出来ますし、本来の目的とは違いますが、歯のクラックや破折線も確認する事ができます。

若い頃に比べより外科に自信がある最近は、積極的に歯茎を開く機会が増えた気がしています。

それにつれて難治性の神経の治療に、より自信がついた気がしています。トータルでの神経の治療回数も減少傾向になると、、、

この治療法があるにもかかわらず、何回も何回も無駄に来院させている医院さんを沢山知ってます。

なかなかフィステルが無くならない神経の治療の時は積極的に開きませんか?と若い先生には話したりします。割れてる可能性が高い歯をひたすら、根治で治そうとしてませんか?

この二つの治療法を完全にマスターすると、抜歯が少なくなり、患者さんの来院回数も大幅に減少でき、歯根破折を確定診断できるなど、良い事尽くめである。

歯科治療に使用する機械、機材はとても高価なんです‼️高すぎる‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

これなんだと思います?

充電して、電動で麻酔を入れる機械です。痛みが少なく、ゆっくり注入されます

基本、僕らは手圧で麻酔を入れるのですが、麻酔を入れる場所によりかなりの力が必要となります。女医さんなど非力な先生はかなりの力を入れないと麻酔液が入っていかないので、大変そうに麻酔を打っています。

そんな時に、これを使えば楽チンで麻酔が入ります。

充電して使用するのですが、内蔵の充電池が劣化して使えなくなってしまい、業者さんも新しい製品を買わせるためか?もう修理は無理です!と言われてしまった。

とても綺麗だし、充電池だけ変えれば十分に使えそうだし、、、

ウチの優秀なスタッフが替えの充電池をネットで探すと、、、まさかまさかの代替品の物があるではないか‼️

コメント欄にも同じ業界人のコメントが!この電池で電動麻酔機が治りました

電池が届く、ドキドキしながら接続!完璧です。

血液サラサラになるお薬‼️服用されている方は止血に注意して下さい‼️止まりにくい体質‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

血液サラサラの薬を服用している患者さんは、必ず歯科医に報告する習慣をつけて下さい❗️今はマイナンバーカードなので、大丈夫だと思いますが、、

服用している薬はありましたか?他科におかかりで上記の薬などが処方されていましたら、必ず歯科医に教えて下さいね!なぜなら観血的な処置を行なった場合、血液がサラサラになっていて、血が止まりにくくなるからです。

歯を抜いたり歯茎の治療などは、処置時に出血を伴う機会が、とても多い診療科になります。

抜歯をする前に患者さん自身の判断で、サラサラになる薬をストップされる事はやめて下さい。全身的にどこかで血栓ができて血管を塞いでしまったりしたら、生命に関わる事態に陥る可能性があるからです。

他科で投薬された薬はストップせず、服用してもらって構いません。

血液はサラサラでも、止血を時間をかけしっかり行えば、全ての歯科処置は可能になりますので安心して下さい。

目先のお金より‼️今やるべき事の大切さ‼️歯科医としての方向性が決まる時‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今日は開業する前に必ず経験する勤務医時代に大切にしてもらいたい事です。ズバリ!お金、お金、言うな!です。大抵の若い勤務医は1ヶ月何万点稼いだとか私費をいくら売り上げたとかを自慢げに語る。わかるし数値を意識することは医院経営上大切ですが、今その時期ですかね?治療の確実性を求め、質を高める時期ではないですか?

僕はその時期に周りのそんな先生達の馬鹿げた話を、全て受け流していた。

くだらないと、、、だから嫌われるのだろう、、笑い、、、

勤務医はその殆どが歩合制で働く、簡単に言うとやったらやっただけ、給料に反映されるのである。日本の保険制度だと薄利多売にならざるを得ない。極論、治療の質より闇雲に数を診ないと、お金にならないくだらない、日本国のシステムである。

治療の質を高めていかなくてはならない時期に、真逆の事を求められる訳だ‼️お金に走りすぎる若い輩が出てくるのもわからなくはないけど、、、、、、、、

だが、良く考えよう!一生やって行くお仕事なんですよ?そんなレベルでずっとやってくつもり?歳とって、その治療レベルだと恥ずかしいよ!親の診療所継いで大丈夫?田舎だから大丈夫とお考えなのかな?患者さんは喜んで頂けるかな?

形成も下手くそなのに、偉そうに、インプラントをやりたいと言う。

勤務医を雇われている院長先生はこのブログを読んだら、わかるわかる!と言ってもらえると思う。

治療技術の研鑽もしないで、私費の説明が上手くなったと勘違いをする。

この時期、歯科医としての半生が決まる時期と僕は考えている。本当に大事に過ごしてもらいたい。

あなたの近くに、歯科治療の本質を理解し、アドバイスしてくれる先輩歯科医はおりますか?

長期経過から学ぶ事は多くあります‼️歯科医の殆どがその事を知りません‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます。

今日は、一人の患者さんを長期間、継続して診て行く事の大切さについてです。歯科医になると数十年、何軒かの診療所で、勤務医として臨床経験を積んだのち、開業して行くのがパターンである。もちろん大学に残り、研究者や教職になるものも少数いるのだが、、、、

ってことは?だいたいの歯科医師は、一軒の診療所だけで診療することは極めて稀ですので、、

若い頃自分で診ていた患者さんの予後を、長期的に追えている歯科医師って、数少ないことになりますよね?この事はとても医療上、マイナスな事であると考えています。医療は学会発表でもわかる通り、ある程度の長期的予後が大切になります。その場限りの短期間の医療は真の医療とは言えないと思います。

結論、殆どの歯科医師は自分の治療後の長期的な評価ができないまま、開業して行く事になります。予後が良いのか?再治療になったのか?もう自分はその診療所にはいないからです、、、、、

患者さんの歯ブラシのスキルに関係なく、勤務医のやった治療は再治療になるケースが多いです。僕はいつもその子たちの後始末を何十年とやっております。

ある程度予後を診て行けたら、自分の施した治療からたくさんの学びがあると考えます。

僕は極めて特殊なタイプに属します。開業してから現在も、勤務医時代の診療所で週1回、診療を続けています。昨日も18年前に自分で処置をしたインプラントケースを担当しました。インプラントの被せ物がはずれたとの事、セメントリテインのため仮着としました。

とても考え深く拝見しましたし、あの頃の自分はどんな力量であったかを口腔内や、補綴物から感じるとることができました。自信にも繋がりましたし、やんちゃで未熟な自分もいました。

インプラントはインプラント周囲炎もなく良好、補綴物の適合も問題なしでした、ただ埋入深度がヤンチャしていました。現在であるならもう少しセーフティーゾーンをとるだろうな、、、と、もちろん麻痺などはありませんが、神経に近し。

こんな感じで自分で治療した所の長期予後を知れるのは、とても僕自身勉強になるのです。

開業したら嫌でもその医院での歴史が始まります。長期症例から学ぶ事、半端なく財産になります、体が続く限り勤務医時代の医院さんでも診療を継続するつもりです。開業医で僕ほどの長期経過を持っている人を知りません。。

 

歯科大学での特殊な授業⁉️美大みたいな、彫刻の授業‼️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

今回は歯科大学でどんな勉強をするのか?についてお話ししましょう!僕の大学時代は1、2年生は基礎教科、殆ど高校生の延長みたいな授業でした。第二外国語でドイツ語がありました。受験教科が生物選択であった僕には、この大学2年間が本当に苦しかった、、、、多分これを読んでいる理系の方々には、は〜?意味わかんない。この人何言ってんのだろう。医学部崩れの歯学部生なんか、試験前は全く勉強していなかった覚えが、、、

3年からは段々と臨床系の教科が増えてこんな事もやった。

さて皆さん、これはなんだと思いますか?

歯型彫刻といい実際の歯の形と瓜二つに石膏棒から切り出しナイフで削って行く授業なんです。

前歯っぽいでしょ!最初は上の図の一番左の棒なんですよ。女の子は苦手な人が多かった気がします。彫刻家か!

僕は手先が器用だったので、友達の分まで、削ってあげていた記憶があります。こっそり、報酬を得ていました。笑い。

奥歯です。

まだ捨てられないので記念にとっています。万が一、子供も同じ道なら、、、、

この頃から少し自信がついてきた気がします。歯医者は手先が器用でないと話にならないなと、、、、、とにかくどんな実習でもやれるかな?と言う気になりました。

歯医者は手が動かないと話になりません。

僕らは職人です。