歯科大学の学生さんがアシスタントとして勤務❗️バイトですが、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

僕は自分の診療所以外でも2つの場所で働いている、自分の医院が終わった後と休診日を使っている。開業医の中では極めてレアな働き方であると自負している。

そんなこんなで、こなす症例数は倍増、それ以上か?スタッフに関しても同じ、そんなスタッフの中に気になるスタッフがいる。歯科大に通っている学生さんが2人アルバイトに来ているのだ、、、私大、国立、共に女性である。

僕が勤務している時はなるべくその方が有益になる事を考え、定期試験で狙われやすい箇所、国試でポイントになる箇所を実際の臨床に則して指導している。

なんでも先取りして学習していれば、習得は早い。若いし、、、

そのうちの1人は先日から治療が始まり、僕の患者さんにもなった。

学業成績も上位を維持しているようで、6年間でストレートで卒業し、国試も受かるだろう。これからの学年は頭もさることながら、手先の器用さが大きく関与してくる。だって歯科医になるのですから、、、内科医は頭、歯科医は手が器用に動かないと話にならない。実技を苦手とする女子が男子に比べて多かった気がしている。

ここだけが心配点。

僕が勤務の時は、休み時間など使って治療機械に触れ、使ってみなさいと伝えている。家業が歯科医ではない僕には、何度も治療機械が近くにあったらと思えた瞬間が多々あったから、、何かあったら僕の診療所もいつでも使っていいと伝えている。

実習機材の費用が高いと嘆いていた。わかるよ、、、とにかく今は頑張って留年しないで卒業を目指しなさい。あと、親への感謝も、、、、

治療は君が立派な歯科医になった時に、次の先生がこれ誰がやったの?上手と唸る仕事をしますね❗️安心して、、、、頑張れ

マウスピース❗️色々あり❗️コンタクトスポーツの方などは、、、

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

スポーツ歯学ってご存知ですか?スポーツに怪我はつきものです、外傷で歯を失ったり、口内に傷を負うケースだって少なくありません。歯科医学の立場から、スポーツ愛好者、選手をサポートしていく目的があります。学会もあるんですよ、、、

スポーツマウスピース。特にコンタクトスポーツはマストで装着してもらいたい。この方はボクシングだったかと、、、、ボクシングは必ず装着しているイメージが強い競技です。その他、アメフト、ラクビー、などなど、、、、

前歯もしっかり覆われていますな、、、パンチだから、前歯ですね、、、

日体の生徒さん達がよく作りに来ます。競技によりかなりマウスピースの形状が異なります。競技中、言葉を発しないといけない競技もあり、その時はより話し易い形状に作られてきます。

一概にマウスピースと言っても、用途によって形状や材質にかなり差異があります。型採りする事は同じですが、院内で作製できる場合や、外注の場合も。

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース、こんなですし、、、

保険と自費治療でもこんなに違うのですから、、、

1番僕ら歯科医に馴染みが強いのが、歯軋り、食いしばり防止のナイトガードとよばれるマウスピースです。上の歯だけに装着してお休みになってもらいます。次にホワイトニングのマウスピース、、、、最近は矯正もマウスピースで、、、、、

これだけでも随分多いですが、まだまだあります。

僕は処置を施す以上、全てのマウスピースを装着した経験がありますが、体質的に嘔吐反射が強く、そのどれもが辛いものでした、、、、更に口の中にゴムの臭いや感触が苦手なため、入れられません。それに気づいたのが海でシュノーケリングした時でした。咥えてられませんでした。笑

歯科医院の経営学❗️たまにはこんな話でも、、、❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

現在の歯科医院の状態についてです。長引くコロナ禍、人々の生活様式、行動は以前の様相から随分と変貌を遂げました。だいぶ以前に近い形に戻りつつありますが、完全に回復するには時間がかかると思っています。

最近よく言われているのが、歯科医院の多さです。❶を見るとコンビニより多いことがわかります、よく見てみると僕が開業した頃から多かったのですね、、あの頃は全くこんな事を気にする事なく開業しました。若さでしょうね?歯科医は大学病院で生涯勤務する先生は本当に一握り、皆40歳までには大体開業に踏み切ります。桜新町も歯医者だらけ、、、、

次に❷、これは厚労省の試算ミス、歯科医を作りすぎましたね、、、未来予想は難しいとは思いますが、このぐらいの試算は検討がついたのではないか❗️現在医師不足が叫ばれていますが、歯科医を過剰輩出した影響か、厚労省は慎重です。

医療の目覚ましい進歩により国民の寿命は伸びています。それに伴い医療費は年々膨張の一途を辿っている、それに比べて歯科における医療費の分配率は平行線、困ったものだ、、、、❸より。

❹では歯科界の市場規模を示している。虫歯は減ってきているのに、歯医者は増える。歯科医の立場的には虫歯減少は喜ばしい事ではあるが、経営的には、、

❺ではここ最近の開業状況、競争激化は深刻の様で、明らかに減少傾向。大きな法人格の医院さんで長く勤務医をという若者が増えたのかな?ただ、歯学部卒の多くは歯科医、医師のご子息であるので、この先はどうなるのか?不明。テナント開業なら5000万程かかる初期投資を回収できる職業ではなくなっている。今や歯科医はなりたい職業ランキングも上位に位置する事は無くなった。歯学部の新規入学者も定員割れする大学も多数ある。

今や歯科医院は、完全なる二極化である。親が開業医でないと、僕なら今の時代開業しない。相当なアイデア、知恵があるのなら別ではあるが、、、、

しんみりした話が続きましたが、僕の診療は続きます。悲観していても何も生まれませんし。僕はただひたすら正しい診断をつけ、どこよりもきちんとした治療を続けて行くだけです。歯科の神様、僕の生き様をしっかり見ていてください。

 

金属の詰め物、被せ物の現在❗️歯科治療、大変革の時❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

歯医者に行く理由の一つに銀歯がとれた❗️ってあるあるですよね?僕ももちろん自分自身でその瞬間を体感した事があります。朝、立ち食い蕎麦を食べていた時だったな、、、ガリっ、、嫌な違和感、、、友達と並んで食べていたので、その友達に外れた物を見せる。僕の天ぷらそばを作ってくれたおばちゃん、大爆笑。

友達、、、君、歯医者なのに、、、、笑う、、、。

歯医者でも詰め物とれる事はありますから、、、、

今日は銀歯について

こんなにも見た目が違うのです。銀歯と白い詰め物と、、

もちろん材料学的にも違いは多々あるのですが、患者さんには見た目が分かりやすく訴求性があると思います。

現在、当たり前のように行なっていたメタルの治療は1日を通して1ケースあるかないかの頻度になっています。ロシアの戦争による金属供給、価格、生体親和性、患者さんの審美性の高まりなどの様々な要素により、激減。

4月に行われた2年に1回の診療報酬改定でも国として明確な指針が示されている。簡単に話すと、できる限りメタル以外の材料で虫歯の治療をしなさいと言う事。

歯科界はデジタル化の真っ只中、セラミックの詰め物、被せ物の製造過程も今や3Dプリンターで作製するし、技工士さんの匠の部分が削られていく、僕自身、寂しさもある。

それでも最終仕上げは、技工士のセンスが出る。インプラントオペも誰が行なってもデジタルの進歩により、そこそこ上手く行くが、匠の技術、経験が無いと最高の処置はできないと思っている。

人を相手に施す仕事、色々な方がいるし、ステントを常に装着できない場合もある。そんな時の懐の広さ、早い判断力、がより良い治療に繋がります。

 

 

 

インプラントを間近で見た事ないでしょう❓実物を❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

インプラント治療を経験された方でも、実物のインプラントを間近で見た事が無いと思います。封を開けたら直ぐにお口の中に入ってしまうので、、、、

これが実物

一つずつ滅菌されたアンプルに入っています。

1世代前はこれ

グレーな色で表面はゲジゲジしています。

メーカーにより、この表面性状が異なります。共通してそのそれぞれが骨とくっつきやすい性状となっており、この違いにより治療期間の長短に直結してくると言えます。

メーカーはこのポイントに注力している事でしょう、、、、早くくっ付き、長持ちする、、、

現在、当院でメイン使用しているインプラントは、他社のインプラントより確実に一歩リードしている。各社の競争は歓迎に値する。患者さんのためになるならどんどん争ってほしい。やれ、やれー

最近のトレンドは表面性状が良くなり、ますます、ショートタイプのインプラントの傾向である。僕は以前から既存骨を最優先に考え、その中でなるべく太く、長いインプラントを推奨する打ち手である。骨のない所になんでもかんでも増骨するタイプではない。人工的に作った骨はあくまで、人工的だ。このスタンスは当分揺るがないだろう、、、、、

天然の歯に勝るものはないんです。インプラントは最終兵器なんです。できるだけ元々の歯を残す治療を施し、残念ながら抜歯になったら、考えればいいのです。

 

高血圧と歯科治療❗️安易に考えていたら危険です❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

全身疾患と歯科との関わり方についてです。高血圧、なめてはいけません。初診時に問診票を記載してもらうと、かなりの割合で高血圧と診断を受け、投薬治療を受けている患者さんに多く出会います。

そんな時はどんなお薬が処方されているかを詳しく調べてからの治療になります。何故なら治療に使う麻酔など対応が一般の方と異なるからです、、、

服用している薬によっては、お口の中に特徴的な症状、状態になるのです。歯肉に薬剤が関与している腫張が現れるのです。上記

高血圧は一回薬を服用しただけでは、治りませんよね?毎日薬を服用して状態を安定させ上手く付き合っていく病です。歯周病と同じです。

お薬手帳を持っていない方、問診票を雑に記載する方は、僕らは血圧まで診察時に測りませんので、特定困難になる。お口の中を拝見して特徴的な腫脹を確認して、血圧のお薬服用していますよね❗️血圧高いですよね❗️となる場合がある。

困ったもんだ、、、高血圧をなめてはいけないですよ、、、、心の中で、、

それでなくとも、これから起こり得る処置にドキドキ、、、

麻酔液の成分には血管収縮させるものが、、さらに血圧上がる、、

高血圧と歯、何が関係あるのさ❗️と患者さんは安易に考えているかもしれないが、僕らにとってはとても大事な情報になる、必ず記載、伝えてもらいたい。

今や全身の疾患をしっかりと把握して歯科治療を行う時代である。歯は歯だけの時代ではない。全身との関係性を示した論文は多岐に及ぶ。

その方の全身の一部として口腔が存在する。

歯科医の中には全身との関わりを軽視している先生が多い気がしてならない。もっと医科の疾患の知識を吸収するべきである。僕も含めて、、、、

人工歯といい、入れ歯の歯を増歯する時に使います❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

今日は入れ歯の修理についてです。入れ歯を使っていると、詰め物がとれるのと同様に、埋め込んでいる人工歯が折れたり、外れたりが起こる場合があります。総入れ歯なら一本だけ歯が無いと目立ちますし、格好が悪くなりますよね?

これが修理に使う新たな人工歯です。様々なサイズがあるのです。入れ歯により歯のサイズが違うので用意しておかないと一本だけ形、サイズが異なる歯が入ってしまいますので、、、

よく修理する場所は前歯が多い傾向。在庫は前歯を中心に用意。

大学卒業と同時に入れ歯を得意とし歯科医人生のライフワークに!と考えていましたが、ここ最近は症例数の少なさ、ニーズの変化からインプラントが多くなってきています。

神経の治療もさることながら、入れ歯は歯科治療での経験が物凄く出る治療だと考えています。難しい、、、、

若い先生達が苦手とする根管治療についで悩む治療かと、、、

今や入れ歯は、インプラントを入れ磁石をつけて落ちない工夫を施したり、バネが見えないような入れ歯もあります。

前歯にバネがあると見た目が悪くなります。代わりに磁石を取り付けてバネ代わりに、、、、、

バネなしタイプの部分入れ歯。患者さんには喜ばれます。

残念な事にこの全てが保険治療の枠ではできません。より快適で、よりお使いやすい入れ歯にするには別途費用がかかります。長い人生の中で生活の質を上げることは、とても大切な投資であり、絶対に無駄にはならないと考えています。

インプラントには色々な長さ、太さがあります❗️

桜新町の歯医者、ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます❗️

昨日も深夜まで仕事でした。電車で帰宅すると12時近くになります。こんな生活をかれこれ20年近く続けております。

流石に疲れを感じる年齢になってきた、老後も含めて考えないといけないのかな

今日はインプラント。まずこれを❗️

同じ太さでもこれだけ直径の違いがあります。もちろん使い分けは、既存の骨の太さにより患者さん毎に選ぶ必要があります。

続けて太さ

細いのから、太いのまで、違いはインプラントを入れる場所に大きく左右されます。前歯なら細めで、奥歯なら太めを、、、、

インプラントの最大のポイントはその方の骨の状態を正確に把握して、その中で限りなく太く、長いインプラントを入れる事なんです。

そのためにはCTを撮ったり、欠損部の型を取ったり、様々な情報から決定するのです。

若い先生にはこの場所を自分で担当するとしたら、どの長さ、太さのインプラントを選択しますか?と質問するようにしている。不思議なもので、インプラントの勉強が進んでくると、僕が考え選択したインプラントと同じ選択になってくる。面白いもんだ❗️当たり前か、、、

インプラント選択には明確なルールがあるわけだが、オペ経験が無いと安全思考が顕著に表れ、短いインプラントの選択になる場合が多い。これは仕方ない事であるが、、、、経験が物を言う、、、、

そんな机上で選択したインプラントでもたまにオペ中に変更になる事もある。これが外科処置の難しさ、そんな時に若い先生はパニックになるのだろう、、、

汗をあまりかかない僕でも背中にツーと汗が流れる、、、なんて思いを経験した記憶があります。突然の治療機械の不具合、破損、など、そのどれもが、なんで今なのよー!と心の中で叫んでいる、、、患者さんにとっては迷惑な話であるが、こんな事が起こるのもインプラントオペである。

インプラントは歯科の全てのスキルを要求され、機械のメンテナンスを含めて、歯科医に完璧を求めてくる難しい処置であると感じます。