骨吸収抑制薬関連顎骨壊死‼️他科との連携が大切です⁉️

桜新町の歯科ラポール歯科クリニック院長の栗田でございます‼️

お薬には作用、副作用があります。作用とは痛み止めなら痛みをとること、副作用は胃を荒らすこと、どんな良いお薬であっても必ずあるのです。

高齢者の方々は年齢と共に骨密度の変化でより骨折のリスクが高まります。整形の先生は骨折予防や骨の強化のために骨吸収抑制薬を処方します。

内服であったり、飲み方も色々です。

しかし、その薬には歯科に関連する副作用があります。

顎骨に腐骨を作ったり、顎骨壊死する副作用がっ、、、‼️

骨髄炎です。よく掻爬しましたが、出て来る、腐骨。

難治性になる場合もある病ですし、しっかりと投薬治療です。患者さんには全ての可能性をゆっくりお伝えし、紹介などの大ごとにならない様にまずは処置しましょう!と説明しました。

今まで3人程、同じ状態の患者さんを拝見しましたが、レントゲン像、所見もほぼ同じな為、診断は容易です。稀な疾患である事は間違いないです。

この様に、薬は万能ではありません。全ていい事尽くめの医療はないのです。整形の先生が悪いわけではありませんし、患者さんだって何も悪くありません。

他科との関連もありますので、患者さんには、丁寧な説明が必要となるのです。